「しんぶん赤旗」10日付から、紹介させていただきます。
「ノーベル医学・生理学賞を受賞した大隈良典、大村智、本庶佑、山中伸弥の4氏が8日、新型コロナウイルス感染症の拡大が深刻化するなか、医療支援やPCR検査の拡充などを実行するよう政府に要望する声明を発表しました」
「声明は、過去1年にわたるコロナ感染症の拡張がいまだに収束されない現状を『憂慮』するとして、5つの方針を政府に要望し、実行を求めています」
「①医療機関と医療従事者への支援を拡充し、医療崩壊を防ぐ。②PCR検査能力の大幅な拡充と無症候感染者の隔離を強化する。③ワクチンや治療薬の審査および承認は、独立性と透明性を担保しつつ迅速に行う。④今後の新たな感染症発生の可能性を考え、ワクチンや治療薬等の開発原理を生み出す生命科学、およびその社会実装に不可欠な産学連携の支援を強化する。⑤科学者の勧告を政策に反映できる長期的展望に立った制度を確立する」