宮応かつゆきの日本改革ブログ

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「微小プラ 陸の植物は大丈夫?」- 「しんぶん赤旗・科学」欄より

2020年06月30日 | 科学

 明日7月1日から、スーパーやコンビニのレジ袋が1枚3円から5円で有料になります。わが家(夫婦2人家族)では私が、ゴミ担当です。大和市ではゴミ回収は主に有料袋で行われています。生ゴミは、月・木曜日、資源ごみは、火曜日(種類により隔週)、廃棄プラゴミは金曜日、また不燃ごみは隔週2回の水曜日で回収されています。特に、注意が必要なのは生ゴミです。「テキ」はカラスです。何度か、不用意にゴミ出ししてしまい、カラスに散らかされ大変迷惑を受けました。その都度、カラスの記憶力の良さを思い知らされました。

「しんぶん赤旗」は、月曜日版の「社会・総合」面で「科学」記事を掲載しています。大変参考になっています。29日付の同欄では、「暮らしのはて? なぜ?」の記事は、「タイトル」のとおりです。内容を紹介させていただきます。

「微小なプラスチックが海に大量に存在し、プランクトンから魚介類に至るまで摂取していることが問題になっています。プラスチックに添加されたり、吸着したりした有害化学物質が、それらの動物から検出されているからです」

「中国・山東大学などの国際研究グループは、陸上の植物も土壌中の微小なプラスチックを取り込むことを実験で確かめ、科学誌『ネイチャー・ナノテクノロジー』(22日付)に発表しました。微小なプラスチックは、これまでも主な発生源である都市などから遠く離れた場所の土の中からも見つかっており、空気中を風によって運ばれていると考えられています」

「研究グループは、ナノメートル(1ナノ㍍は100万分の1ミリ㍍)サイズのプラスチック(ナノプラスチック)を混ぜた土壌でシロイヌナズナを育てました。その結果、土壌中のナノプラスチックは根毛と根を経てシロイヌナズナに取り込まれ、全体に広がることがわかりました」

「ナノプラスチックを取り込んだシロイヌナズナは、取り込まなかったシロイヌナズナに比べ、いずれも成長が悪いことも確認されたといいます」

「研究グループは、『(今回の研究結果はナノプラスチックが)作物の収量を減らしたり、栄養価を低くしたり可能性があることを示している』と指摘します」

【電子顕微鏡写真】がカラーで掲載されています。

 人類の食糧・食料に関わる重大な問題が、海でも陸でも起こりつつことを痛感させられます。

 


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