市田書記局長は29日の記者会見で、記者団に、「民放世論調査の政党支持率で共産党が民主党を上回ったこと]について問われ、「参院選や都議選を通じて、今の自民党政治の暴走を止めたいという思いと、対抗軸を持ち抜本的提案を示している党はどこかということが国民のみなさんに浸透しつつある状況の一つの現れ」と答え、「(世論調査結果を)確信にしながら、一過性の前進に終わらせないで定着させ、発展させるために力を注ぎたい」と語りました。(「しんぶん赤旗」30日)
民放世論調査が気になり、インターネットで調べてみました。
この世論調査は、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同調査ではないかと思います。
この世論調査の結果は、今日の朝インターネットで報じられていました。
同記事は、「民主党幹部は29日、民主党支持率が5.4%で共産党の5.5%を下回ったことに絶句した。民主党に突きつけられた厳しい数字はこれだけではない。自民党との政権交代可能な野党の存在について、『必要』と答えたのは72.2%だったが、民主党が再び政権を担うことについては67.3%が『望まない』と回答」と書いています。
前述の記者会見で市田書記局長は、「共産党は、『綱領を持ち、党員がいて、草の根で国民と結びついた党の支部があり、日常的に活動し、財政も自前で国民に立脚して政党助成金や企業献金とも無縁』だと紹介」し、一連の野党の離合集散について、「新しい政党をつくればなんとかなると考えるのは有権者を冒涜するものだ」と厳しく批判しました。
そして、「これからも、どの政党・個人とも院内外で一点共闘で協力する」ことを明らかにし、「さまざまな一致点がある政党や個人、政治家などと大いに胸襟を開いて話し合って一致点を見いだしながら、一歩でも二歩でも国民要求を実現し、悪政を阻止したい」と語りました。
こうした立場で、地域でも「オスプレイの厚木基地使用を許さない」一点での共同をおおいに追求、発展させたいと考えています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます