5月11日、2015年NPT(核不拡散条約)再検討会議に向け、「核兵器禁止条約実現」をめざし、海老名、綾瀬、大和、横浜・瀬谷コースを歩きました。 この数年、雨の行進が多かったのですが、今回は好天に恵まれました。
神奈川県の平和行進は、県原爆被災者の会、県民ピースリレー実行委員会(県生協連など)、国民平和大行進実行委員会(県原水協など)の3者で「神奈川県平和行進懇談会」を結成し、共同して行われています。
海老名市役所で、9時前に出発集会が開かれました。 今回も、市長、市議会議長から連帯・激励のメッセージが寄せられ、参加者は大いに激励されました。 海老名市役所の敷地内には、広島から移植された、「被爆のあおぎり2世」が大事に育てられいます。
綾瀬市役所議会棟まえでは、日曜日にも関わらず、副市長、市議会議長ら数名の議員が出迎えてくれました。 副市長、議長からそれぞれ連帯のあいさつが述べられました。
大和市は、昨日からの「市民まつり」のため、市長、市議会議長から、事前にメッセージが実行委員会に届けられました。
「大和公園」で休憩した後、出発集会で、参加者がメッセージを代読し紹介されました。 この集会では、被爆者の方があいさつし、「通し行進者」のみなさんと固い握手を交わされ、「折り鶴」が手渡されました。
今回の行進には、フィリピンからマギティング・ファブロス(男性・33歳、歯科医師)さんが参加しています。 昨年は彼の姉が参加しました。 今年の行進には、海外の代表がリレーで参加します。 彼の国からは、ミンダナオ代表も参加します。
ファブロスさんは、行進参加にあたって、日本原水協に次のメッセージを寄せています。
「私は日本のみなさんの平和と核兵器廃絶をめざすたたかいから学び、そしてフィリピンの私たちの状況やたたかいについてもお話ししたいと思っています。 力を合わせれば私たちは勝利できます。 連帯の力で平和と核兵器のない世界を、私たちと将来の世代のためにつくり上げましょう」
今回の行進を通じて、市民、自治体との共同、国際連帯の大切さを強く感じさせられました。
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