「10・13ノーニュークスディ原発ゼロ☆統一行動」に大和市革新懇のみんさん10数人と一緒に参加しました。日比谷公園に到着した12時半過ぎには、日比谷公会堂はいっぱいで中には入れませんでした。当日は同公園で「第20回鉄道フェステバル」が開催されており、鉄道ファンや家族連れで賑わっていました。食事をして、デモ出発の集合場所・霞門に向かいました。14時の出発時間が過ぎても続々と参加者が膨れ上がり、私たちのグループもようやく15時過ぎに行進が始まりました。
様々な団体、個人が思い思いのプラカード、ゼッケン、デコレーションをつけて、元気な行進が始まりました。デモ行進は霞が関官庁街から、東電本社前、新橋駅から日比谷公園西幸門までのコースを進みました。解散地点に到着した時には午後5時近くになっていました。その時間でもデモ隊が延々と続いていました。夕方からの国会前大集会には参加せず、帰路につきました。
「原発はいらない」「再稼働許すな」「福島を忘れるな」「子どもをまもれ」「海を汚すな」「ふるさとを守れ」「汚染水を止めろ」「牛を殺すな、豚を殺すな」「東電は責任をとれ」など、どのコールも真剣で、切実なこえばかりで、参加者のこころがひとつになりました。主催者の発表では、のべ4万人が参加したそうです。
参加できなかった、日比谷公会堂集会の様子や発言を、14日付「しんぶん赤旗」で知りました。福島から参加した和田央子(なかこ)さんは、廃棄物施設の危険性を告発し、「住民を内部被ばくの危険にさらすことは許せません。汚染廃棄物は、汚染者である東京電力と国の責任で処理してほしい」と訴えたいいます。福島の深刻な現状を直視し、汚染水の緊急対策を文字通り国の責任で実施することが急がれます。臨時国会での徹底した審議と対策の確立が強く求められます。
大江健三郎さんは、「原発の問題は、人間が人間らしく暮らせる環境を残すかどうか、という本質的問題です」と語り、「再稼働の動きを確実に押し返していきましょう」と呼びかけました。「原発ゼロ」を実現することは、人間が人間として生きていく根本的条件となっているのではないでしょうか。
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