「コロナ補正予算」審議が始まりました。日本共産党は衆議院では笠井亮議員が、「一人も路頭に迷わせないために必要な予算を確保することが政府の責任だ」、参議院では田村智子政策委員長は、医療にかかわる予算が、「あまりにも小さすぎる。これで感染症とたたかえるのか」と追及しました。
「しんぶん赤旗」28日付、「主張」は、次ぎのように、「抜本的組み換え」を訴えました。
「なにより急がれるのは検査体制や医療体制の強化です。ところが補正予算案には、『緊急包括支援金交付金』1490億円しか計上していません。全然足りません。PCR検査体制の強化や、患者を受け入れる病院への支援などに数兆円規模の財政出動を行うべきです」
「補正予算案は、感染収束後の観光促進のための『Go Toキャンペーン事業』に1兆6974億円を充てています。参院本会議で代表質問した日本共産党の田村智子政策委員長が要求したように、これは全額、目の前の感染症とのたたかいにまわすべきです」
「新型コロナの感染拡大に対処するためとして巨額の補正予算案を提出しながら、総額100兆円を超す20年度本予算には一切手を付けないのは重大です。イージス・アショアの購入や米軍普天間新基地の建設など、巨額の軍事費を盛り込んだ本予算には、多くの問題があります。軍事費をはじめ不要不急の予算を削減し、コロナ対策に集中することが重要です」
明日、午前9時10分ごろから衆院予算委員会で志位和夫委員長が質問に立ちます。NHKが中継します。
30日午後の参院予算委員会には、小池晃書記局長が質問します。
多くの方々の視聴をお願いしたいと思います。
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