恒例の志位和夫委員長の「赤旗まつり」記念演説が、午後2時過ぎに始まりました。 演説会場の野外ステージ前は、人で埋め尽くされました。
志位演説は日本共産党のホームページで視聴できます。
今回の記念演説の大きな特徴は、安倍政権の国民の暮らし破壊、「戦争する国づくり」に対決して、どのような展望を示すことができるか。 日本の政治の大問題について、実践的、具体的に語ったところにあったように感じました。
日本共産党が1月の党大会で提唱した「北東アジア平和協力構想」(以下、「構想」)が、安倍内閣の戦争する国づくりが、加速されるなかでその対案として、「構想」が生き生きと力を発揮しはじめていることを、志位氏や代表団のこの間の実際の国際活動を通じて明らかになってきていることです。
特に、先月の日韓・韓日議員連盟合同総会で全会一致で採択された「共同声明」について、志位氏は、次のように協調しました。
「日本側が『河野談話』『村山談話』を継承することを再確認するとともに、両国議連として、『談話の精神にふさわしい行動をとることにした』 さらに『慰安婦』被害者の『名誉回復と心の痛みをいやすことが出来るような措置が早急にとられるよう日韓双方が共に努力する』ことが明記されました」
「この二つの内容は、私たちが一貫して主張してきたことでしたが、両国議員の努力によって、そうした内容が『共同声明』に全会一致で盛り込まれたことは、問題解決への一歩として、歴史的意義をもつものだと考えます」
そして、アジア政党国際会議と日韓・韓日議員連盟合同総会で共通した実感として、
「道理ある主張は必ず生きるということです」と語り、「そのことに深い確信を持ち、アジアと世界の平和と友好のために、日本社会の民主的改革のために、頑張りぬこうではありませんか」と訴えました。
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