沖縄県知事選(30日告示、11月16日投票)でのオナガ雄志(たけし)前那覇市長、那覇市長選(11月9日告示、16日投票)での城間みきこ副市長の必勝へ、日本共産党志位和夫委員長が16日行った沖縄県那覇市での演説内容が、「しんぶん赤旗」18日付に掲載されました。
志位委員長は、「今回の県知事選挙の真の対決構図は、『建白書』実現をめざす保革の枠組みを超えた『オール沖縄』の勢力と、県民を裏切って新基地建設を進める勢力との対決にあります」と明確に位置付けました。
そして、オナガさんと「建白書」について、次のように述べました。
「オナガ雄志さんは、那覇市長として、2007年の歴史教科書問題の県民大会、2010年普天間基地閉鎖・撤去、県内移設反対の県民大会、2012年のオスプレイ配備反対の県民大会など、『島ぐるみ』のたたかいの先頭に立ってこられた政治家であります。 これらのたたかいでオナガさんが一貫して訴えてきたのは、”基地問題で保守と革新が敵であってはならない。 保守と革新の垣根を超えて『オール沖縄』で団結してこそ、沖縄の未来は開ける”ということだと思います」
「この県民の思いが集大成されたのが、オスプレイ配備撤回、普天間基地閉鎖・撤去、県内移設断念を求める2013年1月の沖縄『建白書』であります。 オナガさんは、市長会会長として、県内41自治体の全市町村長、議会議長、県議会全会派代表、主要な経済的、社会的団体の代表が、直筆で署名し、連名で提出した、この歴史的文書のとりまとめの要となって大きな役割をはたされました」
「”オール沖縄で団結してこそ、沖縄の未来は開ける”--この固い信念にたって、県民のたたかいの先頭に立ってきたオナガ雄志さんこそ、基地のない平和な沖縄という県民の願いを託すことができる最良・最善の政治家だと、私は確信するものです」
志位さんは、「いまわき起こっている『建白書』の実現をめざす『島ぐるみ』のたたかいは1950年代の土地を守る『島ぐるみ』のたたかい、60年代の本土復帰をめざす『島ぐるみ』のたたかいを、まっすぐに引き継いだものです」
そして、知事選勝利の意義について、訴えました。
「このたたかいの先頭にたつオナガさんが、沖縄県知事となるならば、それは日米両政府に巨大な衝撃をあたえ、日米両政府を必ずや動かし、新しい歴史の扉を開くことになることは、疑いありません。 『どんな強圧にも沖縄県民は屈しない』『沖縄の未来は県民の手でつくる』--その意思を日米両国政府に突き付けようではありませんか」
大和市の平和委員会、、労働組合、革新懇の有志メンバーが今月下旬に、沖縄県知事選勝利の支援に出かけます。
「オール沖縄」のたたかいの教訓を、「オール神奈川」のたたかいに生かす、理論上、運動上の探求が求められているように感じています。
今日にも、沖縄県普天間基地からのオスプレイの厚木基地飛来が心配されています。 午前10時から監視行動が行われます。
いよいよ、明日、志位委員長を迎えた演説会が午後2時から藤沢市民会館で開かれます。 多くの方々のご参加をお持ちしています。
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