原水爆禁止2020年世界大会・国際会議や特別集会がオンラインによってつづいています。2日の開会セッションへカナダ・トロント在住の被爆者、サーロー節子さんがオンラインであいさつを送りました。「しんぶん赤旗」3日付より、紹介せさていただきます。
「あの日から75年という長い月日がたちました。広島で亡くした家族、学友その他多くの人々に深い悲しみと怒りをともにし、死を無駄にしないというお約束を再確認する機会を願っていました」
「炎の上がる建物の中から救い出され、75年という特別な時が与えられたことは、感謝しきれなく強い使命感を覚えています」
「長年の努力の積み重ねで反核意識の高まりが、社会的政治的な運動を推進する時代へと変容していることは特別な感謝と満足感があります。被爆75年を記念し、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)として私の名前で197カ国の元首に書簡を送り、核兵器禁止条約の署名と批准を要請しました」
「マンハッタン・プロジェクトに使われたウラニウムをカナダが提供した史実を認めるようカナダ首相に書簡を送りました。8月6日と9日に合わせ、カナダの国会議事堂のピースタワーの鐘を75回鳴らす計画もあります。これらは反核意識の高まりを明らかにしていると思います」
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