家具の学校

『家具の学校』から始まったモノづくり
現在は、ダニエル元町本店にてワークショップ体験をご案内

7期生の瀬田さんのブログ2010年11月20日

2011年11月21日 | Weblog
11月20日 奇跡!
 木工最後の授業の日が来てしまった。相変わらずのブキッチョ&記憶障害ではあるのだけれど、面白いのだ、木工作業が。足置き台作成は、これまでに習った全ての要素が入っており、いわば期末試験のようだ。
 鋸、鉋、鑿、毛引き、釘しめ、こぐち台などを駆使して作るのだが、私は、これら道具との付き合い深度が浅いため、何度もやり直しをしながらの作業経過となった。脚付けの頃にはお掃除が徐々に始まる頃合いとなってしまった。 
木工は今日で終わりなのだからと気持ちが焦ると咳が止まらなくなり、パニックになりかかった、その時、ジャンヌダルク3人が鮮やかな手つきで3本の足を手分けして付けてくださった。8分釘を持ってきてくださり、面取りをしてくださり、不要の道具を片づけてくださり、その間に貴方は作業を進めなさいという作戦だ。記憶障害系の私に「次は、この延長線上に釘を打つのね」と進路も示していただき、「出来た!間に合った!」
 しかも、足置き台のガタが無いかを見ると、なんと、「無い」。どこかから「奇跡だ」の声。いや、私の叫びだったのかも。実は4本の脚の長さがピタッと合わず、何度も削りなおし、しまいには諦めていた脚なのだ。しかも、枠を組んでみると、面と面が合っていないので、内藤先生に鉋整形を全身何度もしてもらった代物なのだ。ジャンヌダルク陣と教室の熱気が奇跡を起こさせてくれた。奇跡の興奮は止まることを知らず、その夜の夢は木工の手順についてだった。
 も一つ付け加えるなら、この日の奇跡の写真(いつもさり気なくほめて励ましてくださる海野さんが映っているもの)を、携帯の待ち受け画面にした!
みなさんのお陰で進んでいられることに感謝して。
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