先日、テレビで
ルパン3世のTV第1シリーズ(一番最初にアニメ化されたシリーズ)が
放映されてたんですね。
すごくうれしかった。
私はこの第1シリーズが大好きで
当時小学生だったんですけど
親に隠れてこっそりみてました。
最初の方の回なんて、ちょっと子供がみるのはヤバイ感満載だったんで。
日曜の夜7時半、私は大阪だったから読売テレビ。
裏番組は、不二家がスポンサーのお子様アニメ。
「ムーミン」とか「アンデルセン物語」とかやってました。
なんかすごいな~。こんな時間帯にこんな大人のアニメやるなんて~と
ドキドキしながらみたものです。
でも結局はTVアニメ史上最低の視聴率だったそうですね。
今回みていて気づいたこと。
オープニングで主人公がひとりひとり登場するでしょ。
その中で、峰不二子が登場するとこで
不二子が踊っているバックに、人物の写真がフラッシュしてるんです。
一瞬だから誰の写真かさっぱりわかんなかったんですけど
PCという強い味方を得た今は
ここんとこを静止画像にして検証だ。
右側はちょっとわかんないけど
左の人物って、ひょっとして
レッドチェッペリンのロバート・プラントかい?
チェッペリン大好きだった私ですが
いまいち確信が持てないのでございます。
歳くってくると記憶が曖昧になってきてやだなあ。歳とりたくない~。
あまりにも低視聴率なんで
途中から宮崎駿と高畑勲が参加を要請され
子供向きに方向転換されたのは有名です。
もひとつ有名なのは、峰不二子のモデルとなったのが
ミック・ジャガーの恋人だったマリアンヌ・フェイスフルだとの説ですが
これは作者が否定してるそうですよ。
マリアンヌ・フェイスフル…う~ん、ちょっとイメージちがうなあ。
まことしやかに流れてる噂では
アランドロンと共演した映画「あの胸にもう一度」で
素肌に直接、革のジャンプスーツをつけた彼女の姿が峰不二子になったと言うんです。
私は峰不二子と言うと藤原紀香が浮かぶんですよね。
まあ、賛否両論あるでしょうが…。
最初の頃のオープニングテーマ「ルパン・ザ・サード」。
この歌って、歌詞が「♪ルパン・ザ・サード」しかないんですよね。
フィリピンの歌手が歌ってたそうです。
子供だった私は「ルパン・ザ・フール」に聞こえて、ずっと後まで「サード」を「フール」だと思っていました。
大人になってからいろんな人と話したら、やはり「サード」と聞いていた人はいなくて
たいていは「フール」や「フー」だと思ってたんですよ。
ある雑誌に、同じく「ルパン・ザ・サード」を勘違いしてた人たちのことが載ってて
それだと「フール」「フー」なんかかわいらしいほうで
「♪ルパンがく~る」とか
「♪ルパンです~う」なんてのまでありました。
すごく印象的な歌なのに、なんと4話しか使われていなかったとは衝撃的。
何度も再放送されて人気が出て
その後「新ルパン3世」や映画にもなっていったわけですが
私は第1シリーズしか観てないんですよね。
なんとなく観る気がしなくて。
第1シリーズはどの回もかっこよくて面白かった。
「どっちが勝つか3代目」なんか死ぬほど笑ったし
「先手必勝コンピューター作戦」は、今からは想像できないくらいコンピューターがバカでかい。
「タイムマシンに気をつけろ」では、不二子とルパンの結婚式がみられるし
最後の方の五右衛門のセリフ「今は昭和47年でござる!」に「それすでに大過去やし~」とつっこめる。
「じゃじゃ馬娘を助けだせ」もホロッとしたし
最終回の「黄金の大勝負」もよかったなあ。
当時、クラスでも多くの女子がみていて
ルパン派・次元派・五右衛門派に分かれてました。
一番多かったのは次元派。あのヒゲがそそるらしい。
私は少ない五右衛門派だったので、次元派によくやり込められました。
でもルパン派よりマシでした。
だってルパンのファンってクラスにひとりしかいなかったんだもん。
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