しばらくご無沙汰してました、”デヴィッド・ボウイ特集”
第9弾は、『ヤング・アメリカン』(1975年)です。
前作の『ダイヤモンドの犬』にも絡んでいた、ソウルフルな曲がこのアルバムでは満載に開花しています。
1曲目はタイトル曲<Young Americans>どこにこんなファンキーなボウイが居たのだろうかと?思うほどソウルな歌声に魅了されます。コーラスワークも楽しいし、何度聴いてもウキウキです。(ラストの”ア・ディ・イン・ザ・ライフ”のフレーズも目逃せない!)
2曲目<Win>しとやかな始まりの曲!滴り落ちるソウルな魂の曲(こってりすぎ・・・)
3曲目<Fascination>この曲もパチパチのファンキーが絡みまくる曲です。このころのボウイは、スティービー・ワンダーの大いに感化されたみたいです。
4曲目<Right>先ず曲がいい、こぶしの効いたボウイの歌も最高です。
アルバムではB面
1曲目<Somebody Up There Likes Me>これもかっこいいイントロからはじまります。こんなご機嫌なナンバー聴いたことないですわ?!
2曲目<Across The Univers>ご存じ、ザ・ビートルズのナンバー(ジョン・レノンの曲)です。実に感情を込めて演歌のように感情たっぷりに歌い上げています。私的には、こぶしが聴き過ぎかな?と思いますが・・・
3曲目<Can You Hear Me>これも感情がモレモレの素晴らしい曲です。サックスの伴奏がいいのです。
4曲目<Fame>ジョン・レノンとの共作!なんでしょうかね?この軽いファンキーさは?ドバァ・ドバァのベース音、パキパキのギター(レノン?)、後半のバース”スティビー・ワンダー”が面白い!
(グラミー賞ですかね?左がボウイ)
ここでオリジナル作品は終わりますが、
ボーナス・トラックがいいのなんのです?普通、大きなお世話でしかないボーナス曲ですが、ここでは、最初から”ここにあった”ような存在感がある曲が収録されています。
<Who Can I Be Now?>もはや、イギリスの歌手じゃないですね?
<It’s Gonna Be Me>泣きのギター音がいい!場末のバーで歌っている”流しのボウイ”最高にイカシています。
<John,I’m Only Dancing(Again)>”ただ、眠たいだけの歌のパロディ”かなと思いきや?この頃のボウイは、レノンとダンスしてるぐらいに身近に感じていたのでようね!(どこか・ビージーズの”ブギー”曲を連想します。)一足早い”ディスコ”サウンドがここにあります。
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