鴨頭の掲示板

日本史学関係の個人的な備忘録として使用します。

【受贈】 濱保仁志《資料紹介》「カープ関係寄贈資料」『広島市公文書館紀要』第30号(平成29年度)

2018年04月29日 23時54分51秒 | いち研究者としての日記

広島市公文書館歴史資料専門員の濱保仁志さんより、標記の紹介文と《展示報告》「旧広島市民球場開場六〇年記念展示 文書と写真でたどる旧広島市民球場」とを収録する私製の抜刷を1点、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。

《資料紹介》のほうは、プロ野球の広島東洋カープの創設期に関わった人たちの資料について、重要なものを翻刻しながら丁寧に解説してあります。カープ球団が黎明期、経済的に困窮したこと自体は「たる募金」などのキーワードをつうじて有名ですが、この紹介文から、地方行政機関との折衝も絡む苦労のより具体的な姿にせまることができます。

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【受贈】 三宅紹宣著『明治維新の変革過程(萩ものがたりVol.57)』(2018年4月)

2018年04月29日 22時49分20秒 | いち研究者としての日記

広島大学名誉教授の三宅紹宣先生より、標記の単著(一般社団法人 萩ものがたり、全78頁、本体667円+税)を1冊、私にも贈っていただきました。ありがとうございます。

長州藩の、19世紀初期から明治時代初めの廃藩置県までを対象にしつつ、国際環境や民衆の動きに着目しながら、独立を保つ近代国家をいかに作ったのかを説明しています。三宅先生のこれまでの学界誌等における研究発表の成果を、一般の歴史ファンにもわかりやすいよう1冊の書にまとめ直したものと言えましょう。

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