6月16日(日)、高知大学で開催された『中国四国歴史学地理学協会2019年度大会』日本史部会に参加し、津野倫明先生にご挨拶申しあげた際、標記の2016~2018年度科学研究費補助金(基盤研究〔C〕)研究成果報告書(ソフトカバー、全75頁)を1冊いただきました。ありがとうございます。
その「はじめに」で述べているように、豊臣秀吉文書といえば、名古屋市博物館編『豊臣秀吉文書集』(吉川弘文館、2015年~)の順次刊行が有名です。しかし、その年代比定には困難をともない、編年作業の停滞が予想されました。研究では、この停滞を打破すべく、朝鮮出兵という特定のできごとを対象にし基礎的な分析をおこなっています。