天気予報では雷や激しい雨が…ということでしたが、確かに雨は降りました。でも、それも申し分け程度で夕方にはもうすっかり上がっていました。どうも今回の予報は局地的に…ということなのでしょうか。宇部ではその気配が全くありませんから、いいんですけど。
今日は午後から健康体操へ、その後予約していた美容院に行きましたので、少しは気分がよくなりましたが、洗濯物がね~、ホント困ったもんです。でも、気温は25度と、体操してもエアコンのいらない状態でしたね。
昨日は一日中曇りかと思ったら夕方からポツリポツリと…。梅雨前線はまだ停滞していて、九州四国は断続的な雨に見舞われると。そろそろ移動して梅雨晴間があってもいいのでは思うんですがね。
ところで、昨日7月2日は、七十二候の一つの「半夏生」(はんげしょう)でした。夏至から11日目に当り、この日には毒気が降るといっていっさいの野菜を食べず、また竹節虫を生じる時だといって竹の子を食べないなどの俗習があるようです。また、「半夏半作」ともいわれ、かつてはこの日までに田植を終えるものとされていましたし、この日から5日間は農作業を休むんだと。更にこの日の雨を「半夏雨」といい、降れば大雨が続くとされています。だとすれば、このところの九州南部での豪雨はこれかも…どうぞ大被害が出ませんように。お願いします。
塩入れて湯の立ち上がる半夏生 正木ゆう子
作者の正木ゆう子さんの名前は、現在讀賣新聞俳壇の選者でよく見ますので知っていますが、私はその前からお名前だけは知っていました。かって林翔先生の関係で「沖」を購読していましたので、そこで拝見していましたし、また、熊本県出身というのにも親近感を覚えたからでした。中でも一番印象に残ったのはお兄さん(正木浩一)が亡くなられた時の句を読んでだったと思います。そもそも大学時代にそのお兄さんに誘われて「沖」に入会し、能村登四郞氏に師事したということですから、私が知ったときはもう俳人として押しも押されもしない存在だったのです。だから昨今の活躍は当然のことですが、一番近いところでは2017年、第5句集『羽羽』(はは)で蛇笏賞を受賞されましたね。
現代の女性のライフスタイルを反映した奔放な詠みぶりで、同世代の女性俳人の先駆けとして活躍され、代表句に「いつの生(よ)か鯨でありし寂しかりし」(『水晶体』)、「かの鷹に風と名づけて飼ひ殺す」(『悠 HARUKA』)、「水の地球すこしはなれて春の月」(『静かな水』)などがあります。
さて、上掲の句はパスタか何か茹でているのでしょうか?今日は「半夏生」だから野菜類は食べないのかも知れないし…。まあ、とにかく塩をひとつまみ入れると湯が一瞬パア~ッと噴き上がる様子、それを〈立ち上がる〉と言ったんでしょうね。ああ、今日は半夏生なんだからと思うと…この立ち上がる湯で何だか毒気も逃げていったかも…と。何となく鬱陶しいこの時期の感覚と気分がよく感じられる句だと思いました。
昨日の句会の兼題は〝夏薊〟でしたが、この季語は、春の薊との違いを感じさせるのが意外と難しいようでしたね。この話は、また…
写真は、今日の美容院前の街路樹〝シマトネリコ〟です。モクセイ科のトネリコ属の半落葉高木。我が家のシマトネリコは全く花が咲きませんが、この木は今花盛りでした。シマトネリコは雌雄異株とのことですので、我が家のは雄株なのでしょう。くじと同じで、買った植木もいつもハズレです。クヤシイ!