ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

俳句は一字で違う?

2019年07月13日 | 俳句

 昨日はまるで梅雨が明けたかのような強い日差しの一日でしたが、最高気温は27度。でも、本日はまた梅雨前線が西日本付近に延びてきて、朝から雨になっています。だから梅雨明けはまだまだ先のようです。

 金曜日はいつも午後からフラダンス、終ってからはリハビリの病院へ。一昨夜はウインブルドン女子シングルスの準決勝がありました。12日の夜に男子シングルスの準決勝があったんですが…、でももう誰が勝ってもいいので、改めて見る気はしませんでした。ナンと現金なこと!これがフアン心情かと…ゴメンナサイ!

 今までの寝不足が祟って、このところいつも眠たいです。先日のリハビリの筋トレをマットに伏せてしていると、つい眠くなって…一瞬寝ていました。(笑)だって顔を伏せてゴロ~ンとなっていると…、冷房も効いて気持ちがいいんですもの…エヘッ!

 本日は第2土曜日ですので、午後と夜間のダブル句会で、忙しいです。兼題は、午後が「紫陽花」夜間が「蚊」で、どちらも夏の季語ですが、さて、どんな句がでてきますやら…特に「蚊」なんて1音ですので、どう使いこなすかが見ものですね。

 先月の「馬醉木」7月号で、〈蒲公英の絮や果さぬ約一つ〉という句の選評に〝詩情があっていいと思う。ただ、「果さぬ」が事実かもしれぬが、「果せぬ」では?〟と書いたら、作者から〝「果さぬ約束」と「果せぬ約束」、一字の違いで大分雰囲気が変ると、改めて実感しました〟と、今月の投句と一緒にコメントが付いていました。

 この一字の違い、俳句ではとても大きな働きをしますが、みなさんはどう思いますか?さあ、考えてみて下さい。こうやって1音の吟味が俳句の世界を大きくも小さくもしますので、推敲ということが大切なのです。俳句を詠むのは句材があれば誰にでもできます。この推敲ができて始めて俳句が独り立ちできるのです。これは短歌でも川柳でも詩でも…同じなのでは。だって言語によって表現される芸術なんですからね。

 今から出掛けて、帰るのは9時すぎになります。その様子はまた…頑張ります。

 写真は〝グラリオローズレッド〟。また咲き出しました。息の長い花で、夏の間鮮やかな色が目を楽しませてくれるアリガタイ花です。

 

コメント (1)
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