ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

百足虫騒動

2019年07月05日 | 俳句

 今日も予報では午後から傘マークなのに、殆どお湿り程度…こんな調子では今年はきっと水不足になりそうです。それも困りものですが。

 毎日どんよりとしていますので、気持ちもイマイチ…本当は午後からリハビリに行く予定でしたが、何となく体がダルくて止めました。それでPCを開いて見ていましたら、机のあたりをスルスル~と何か黒いものが…エエッ、何?足がたくさんある…そうです。大きな黒い百足虫(むかで)でした。途端にキャッと飛び上がりましたが、それでも早く捕まえなくっちゃ…主人はいないし…、エイ!と意を決して捕まえようとしたのですが、逃げ足が早くてとうとう見失ってしまいました。

 5,6センチはあろうかというまるでゴムでできたような大きな百足虫なんですよ。もう怖くって…私の一番苦手なものです。もちろん蛇なども苦手ですが家の中には出て来ませんから、やっぱり百足虫!それからが大変でした。机のあたりにあるものを片っ端から退けて掃除をしましたし、炬燵式になっている机の下も簀の子を退けて全部見たのですがどこにも見当たりませんでした。もうこうなるとお手上げです。今もどこからか急に出てくるのではと…戦々恐々としています。

 〝もうイヤダ!イヤダ!百足虫なんか大嫌い!〟と言うと、主人が〝好きな者はおらんだろ…〟と。エエッ、います?ホント!私はまだそんな人にお目に掛かったことはありませんが…

  ひげを剃り百足虫を殺し外出す        西東三鬼

  なにもせぬ百足虫の赤き頭をつぶす      古屋秀雄

  殺さんとすれば百足も慟顛(どうてん)    百合山羽公

  夜やひとり出でし百足虫を百叩き       石井紅楓

 どの例句を見ても…百足虫はやっぱり嫌われて殺される運命にあるようです。だとすれば百足虫の方こそエライ迷惑で、できれば人間様に見つからないように逃げだしたいはずですよね。しかし、百足虫に刺されると怖いんですよ。母なんかは手を刺されて腫れ上がり当分痛かったと言っていましたし、先日は友人のご主人が百足虫に刺されてショックで気を失い、救急車で病院に運ばれたと聞きましたもの。オオ、コワッ! 

 写真は、先日の夏至キャンドルナイトで行ったさくら庵の額紫陽花。本当にキレイな色でした。

 

コメント
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