漢方相談 昌栄薬品

漢方薬・自然薬が体に効きます、自然の生薬で病気に負けない体を作る
漢方相談 ご来店お待ちしています

黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九 第十節 訳

2012-08-15 09:53:26 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九

第十節

然其卒發者、不必治於傳。或其傳化、有不以次。不以次入者、憂恐悲喜怒、令不得以其次。故令人有大病矣。

因而喜大虚則腎氣乗矣。怒則肝氣乗矣悲則肺氣乗矣。恐則脾氣乗矣。憂則心氣乗矣。此其道也。故病有五。五五二十五變、及其傳化傳乗之名也。

 

改めた第十節、五志に五臓を配当

然其卒發者、不必治於傳。或其傳化、有不以次。不以次入者、憂恐悲喜怒、令不得以其次。故令人有大病矣。

因而喜(心)大虚則腎氣乗矣。怒(肝)則氣乗矣悲(思)(脾)則肝氣乗矣。恐(腎)則脾氣乗矣。憂(肺)則心氣乗矣。此其道也。故病有五。五五二十五變、及其傳化傳乗之名也。

 然し、其の突然に発病するものは、伝じて行く一般の順序に従って治療することは出来ない。或は其の伝わる順序が決まっているわけではない。

一定の順序に従って病が伝わらないというのは、五志つまり憂恐悲喜怒という感情に左右されるのである。以上のようになるときは大病になることがある。

 喜びがすぎると喜は心であるので心が傷つけられ、之に腎気が乗ずる(襲いかかる・剋する)のである。

 怒がすぎると怒は肝であるので肝が傷つけられ、之に肺気が乗ずるのである。

 悲しみがすぎると悲は脾であるので脾が傷つけられ、之に肝気が乗ずるのである。

 恐れすぎると恐は腎であるので腎が傷つけられ、之に脾気が乗ずるのである。

 憂いすぎると憂は肺であるので肺が傷つけられ、之に心気が乗ずるのである。

 これが五行に関する法則である。病は五つあり、五行に配当すると、5×5で25の病変がある、その病が種々に変化して伝わり、変化して乗ずるということになる。

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円

500g 15,750円


黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九 第十節 語句の意味

2012-08-14 09:41:07 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九

第十節

然其卒發者、不必治於傳。或其傳化、有不以次。不以次入者、憂恐悲喜怒、令不得以其次。故令人有大病矣。

因而

喜大虚則腎氣乗矣。

怒則肝氣乗矣。

悲則肺氣乗矣。

恐則脾氣乗矣。

憂則心氣乗矣。

此其道也。故病有五。五五二十五變、及其傳化傳乗之名也。

 

語句の意味

卒=ソツ。兵隊。下級の兵士。ニワカに。突然。だしぬけ。卒爾(じ)。しもべ。多数の人。古代の制で、三百軒の戸数。三十国のくに。死ぬ。天寿を終って、年とって死ぬ。終。

 

不必治於傳=伝じて行く一般の順序に従って治療することは出来ない。鍼灸医学大系

 

不以次入者=一定の順序に従って病が伝わらないというのは、ということ。鍼灸医学大系

 

五志=喜・怒・悲・恐・憂。五種の情志の変動、すなわち喜・怒・思・憂・恐をさす。

<内経>に情志の変動と五臓の機能は関係があり、すなわち

肝志は怒、

心志は喜、

脾志は思、

肺志は憂、

腎志は恐とし、

これを五志というとある。これは人の情志の変化を、五行の配当にもとづいて五臓に配属したものである。

憂恐悲喜怒

陰陽應象大論篇 第五 第九節

陰陽應象大論篇 第五 第九節 語句の意味 1-2

陰陽應象大論篇 第五 第九節 語句の意味 2-2

陰陽應象大論篇 第五 第九節 訳

 

因=イン。ヨる。原因する。もとづく。たよる。あとをつぐ。つく。関係。ヨって。その上。

 

乗=ジョウ。ノる。乗りものにのる。よる。たよる。なかまにはいる。はずむ。

 

「怒則肝気乗矣」と「悲則肺気乗矣」の二句について張志聡は「肝は改めて肺となし」「悲は改めて思となし、肺は改めて肝と改む」べきではないか。そうしないと前後の文意が一致しない。と述べている。どうもその方が正しいのではあるまいか。鍼灸医学大系

 

喜大虚則腎氣乗矣=喜(心)すぎると、虚して腎に乗ぜられる

怒則肝氣乗矣=怒(肝)すぎると、肝でなく肺に乗ぜられる

悲則肺氣乗矣=悲(脾)すぎると、肺でなく肝に乗ぜられる。

恐則脾氣乗矣=恐(腎)すぎると、脾に乗ぜられる。

憂則心氣乗矣=憂(肺)すぎると、心に乗ぜられる。

 

然其卒發者、不必治於傳。或其傳化、有不以次。不以次入者、憂恐悲喜怒、令不得以其次。故令人有大病矣。

因而喜(心)大虚則腎氣乗矣。怒(肝)則氣乗矣思(脾)則肝氣乗矣。恐(腎)則脾氣乗矣。憂(肺)則心氣乗矣。此其道也。故病有五。五五二十五變、及其傳化傳乗之名也。

 

傳化=伝化・病が種々に変化して伝わること。

漢方用語大辞典、明解漢和辞典、

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円

500g 15,750円


黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九 第十節

2012-08-13 09:01:35 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ④ 黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九

第十節

(原文)

然其卒發者、不必治於傳。或其傳化、有不以次。不以次入者、憂恐悲喜怒、令不得以其次。故令人有大病矣。

因而喜大虚則腎氣乗矣。怒則肝氣乗矣。悲則肺氣(乗)矣。恐則脾氣乗矣。憂則心氣乗矣。此其道也。故病有五。五五二十五變、及其傳化傳乗之名也。

悲則肺氣矣 東洋学術出版社素問=悲則肺氣乗矣

(訓読)に悲しむときは則ち肺氣乗ず。とあり乗が抜けている。

(訓読)

然れども其の卒に發するものは、必ずしも傳に治せず。或は其の傳化、次を以てせざるあり。次を以て入らざる者は、憂恐悲喜怒、其の次を以てするを得ざらしむ。故に人をして大病あらしむるなり。

因って喜大虚すれば則ち腎氣乗ず。怒るときは則ち肝氣乗ず。悲しむときは則ち肺氣乗ず。恐れるときは則ち脾氣乗ず。憂うるときは則ち心氣乗ず。此れ其の道なり。故に病に五あり。五五二十五變なり。其の傳化、傳乗に及ぶの名なり。

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円

500g 15,750円


p101京都などの多湿地帯では神経痛・リューマチになりやすい!

2012-08-12 05:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』

 

現代医療の誤りを正す

 

第2章 漢方はどう診断するか

 

体の中の熱と冷えで処方は異なる

 

p101京都などの多湿地帯では神経痛・リューマチになりやすい!

病が熱をともなう場合を陽病といい、冷えている場合を陰病ということは前にも述べました。

その復習の意味で、もう少しくわしく陽病・陰病のことを述べますと、五臓六腑――心臓病にも腎臓病にも胃潰瘍にも、陽病と陰病の二つがあるということです。

 胃潰瘍にも、冷えた胃潰瘍もあるし、熱のある胃潰瘍もあります。

出血多量という場合は、貧血を起こしていますから、冷えているのです。

まだ出血していないか、出血中であるときは熱がこもっているわけです。

 ふつう潰瘍というのは、炎症が起こっているか、冷えで起こっているかです。

潰瘍の九〇パーセントは熱や炎症で起こります。

この場合、苦い薬と出血を止める薬が必要ですが、潰瘍の全部が熱があるとはかぎりません。

 たとえば、風邪の場合でも熱が出るものもあれば、熱の出ない風邪、寒くて寒くてしょうがないものもあります。

潰瘍もそれと同じで、部分的に炎症があっても冷えている場合があります。

だから、どんな病気にも熱が勝った場合と冷えが勝った場合の二つの型があるのです。

 神経痛やリューマチは、冷えで起こる病気といわれていますが、ひと口に神経痛。リューマチといっても、わが国にも二つの違ったタイプが見られます。

こんな話があります――。

 江戸時代の中期のことです。一人のお医者さんが京都へやって来ました。この地方には指や肘(ひじ)が曲がったまま伸びないで、しかも下痢や疼痛(とうつう)をともなうという難病がありました。

当時、漢方医がサジを投げていた厄介な病気です。

その病を、このお医者さんが調合した薬でぴたりと治したのですから、世間があっと驚いたのは当然です。

この漢方医こそ、わが国の漢方を確立した吉益東洞(よしますとうどう)という人です。
神経痛・リューマチの二つの型

  タイプ

   万国共通型(陰)

   純日本型(陽)

 なりやすい型

 神経質な人

  体質 Ⅰ

 冷えのぼせする

  体質 Ⅱ

 手や皮膚が乾いている

 あぶら手・汗かき

  症状 Ⅰ

 便秘しがち

 下痢しがち

  症状 Ⅱ

 小便が近い

 小便が遠い

  症状 Ⅲ

 肩・首・背中がよくこる

 主な地方分布

 信州・東北・北海道

 関西・関東・九州

   処方

 薏苡仁湯

 桂枝加苓朮附湯

 京都は、盆地特有の多湿地帯のために、あまり体のじょうぶでない人は水分の代謝がうまくいかず、神経痛やリューマチにかかりやすいところです。

吉益東洞の偉さは、中国から伝わった処方に、さらに水剤の「茯苓(ぶくりょう)」を加えた日本人向きの方剤を創製し、こうした純日本的風土から生まれる病にぴったり合った処方を発明したところにあるといえます。

 それが今日、神経痛、リューマチの治療に効果をあげている「桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう)という薬なのです。

 純日本型の神経痛、リューマチは、あぶら手の人、汗っかきの人に多く、もう一方のタイプは手や皮膚がからっとした人に見られる万国共通型です。

こちらのほうには古来、「薏苡仁湯(よくいにんとう)」という処方があります。

 もともと神経痛とかリューマチは体の水分調節異常から起こるものです。

湿気の多い地方、あるいは底冷えのするシーズンは、冷えのぼせの傾向がある人にはいちばんこたえます。

水分の発散が、もっぱら皮膚表面にばかり偏(かたよ)ってしまって、体温が奪われ、体のふしぶしの痛みとなって現れるのです。

 陽病と陰病を見分けるのは、神経痛やリューマチのように冷えが原因の場合などは特別ですが、ふつうは熱と冷えによって、はっきりわかります。

 万病のもとである風邪は、ふつうは発熱して肩がこったり、頭痛がして咳が出たり、鼻水が出るものです。

 熱が出るというのは体表から発散していることです。

これは太陽病という陽病です。

陰病の風邪はその逆で、熱がないのに頭痛があり、いくら布団をかぶっても寒いという人です。

これを下痢でいえば、ふつう、下痢をしながら、皮膚からも水分を発散しています。

 発汗と下痢の両方で水分を出しているのは陽病です。

飲みすぎ、食べすぎのときの嘔吐(おうと)、下痢は、熱が出て、頭が痛くなりますが、このタイプなのです。逆に、熱が出ない、発散が停止して、冷えて下痢する慢性下痢とか、いつも便秘しているというタイプは、陰病ということになります。

 熱と冷えで、陽病か陰病かに分けているのは、ただの見立てでは有りません。

陰か陽かによって病態も違ってくるし、調整する薬剤も違ってくるからです。

 漢方が救う人体危機西洋医学一辺倒からの脱出

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円

500g 15,750円


黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九 第九節 訳

2012-08-10 09:23:02 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九

第九節

 是故風者百病之長也。

今風寒客於人。使人毫毛畢直、皮膚閉而爲熱。當是之時、可汗而發也。或痹、不仁、腫痛。當是之時、可湯熨及火灸刺而去之。弗治病入舍於肺。名曰肺痹。發欬上氣。弗治肺即傳而行之肝病。名曰肝痹、一名曰厥。脅痛出食。當是之時可按若刺耳。弗治肝傳之脾病。名曰脾風。發癉、腹中熱、煩心、出黄。當此之時可按可藥可浴。弗治脾傳之腎病。名曰疝瘕。少腹寃(冤)熱而痛、出白。一名曰蠱。當此之時可按可藥。弗治腎傳之心病。筋脈相引而急病。名曰瘛。當此之時可灸可藥。弗治滿十日法當死。腎因傳之心。心即復反傳而行之肺。發寒熱。法當三歳死。此病之次也。

風というものは百病つまり多くの病の始まりである長のようなものである。

今悪寒がして、少し熱が出た。

その時寒気がしたので体毛(ウブゲ)が立ち(鳥肌になる・関西でのサブイボ?)、皮膚が閉じたものであるから発散できず発熱となる。

この時に発汗させるべきである。或は痹(痺れ・しびれ)たり、知覚の麻痺になったり、腫れて痛むようになったりする。

このような場合は、温湿布やお灸や針で之を取り除いてやる。

病が治らず肺に及ぶことを、肺痺と言って胸苦しくなり・胸や背がいたみ・咳や痰が出て呼吸が早くなり、あるいは嘔悪(おうあく)といって吐き気はあるが吐かない不快な状態をあらわす。

咳が始まり上気するようになる。

治療をせずいると肺からすぐに肝病になる。

肝痹という病状なり、別の名を厥という。

症状は脇が痛み、食べた物を吐く。

この時におさえる、なでさするの按摩または刺針をする。

このときに治療せずにいると肝から脾に病が伝わる、之を脾風という病になる、それは黄疸を発し、腹中に熱をもち、胸苦しくなり、小便は黄色くなる。

このようなときには按摩や薬を与え今で言う温泉などがよい。

治療をせずにいると脾から腎に病が伝わる、之を疝瘕といい、少腹下腹部が熱して痛み、小便から白い粘液を出すようになる、この名を蠱といい、この時に按摩や薬を投薬すべきである。

治療せずにいると腎から心に病が伝わる。

症状は筋肉が引き攣るようになる、このような病状を瘛という。このときには灸をしたり薬を服用するのがよい。

治療をせずにいると十日で一般的に死ぬことになる。

腎から病が心に伝わると、心の病が復肺に伝えるようになる。

悪寒がして発熱し、だいたい三年(東洋学術出版社素問では三日後となっている)で死ぬようになるであろう。

これは病が五行に従い伝わる順序である。

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円

500g 15,750円