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黄帝内経素問 刺瘧篇 第三十六 第六節 訳

2014-04-19 07:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 刺瘧篇 第三十六

第六節

 十二瘧者、其發各不同時。察其病形、以知其何脈之病也。先其發時、如食頃而刺之。一刺則衰、二刺則知、三刺則已。不已刺舌下兩脈出血。不已刺郄中盛經出血。又兩項已下俠脊者必已。舌下兩脈者廉泉也。

 

 十二の瘧は、各々の発病の時は同じではない。その病形を察して、その何の脈の病であるかを知り、発病したら、食事をとるくらいの時間までに刺鍼するがよい。一刺すれば病は衰え、二度目に刺したならば病がよくなるのを見極めることができ、三度目に刺すころになれば病は癒えるようになる。それでも癒えない場合は舌下の両脈(廉泉)を瀉血する。それでも癒えないばあいは委中の盛んな脈を刺し瀉血する。又項以下の脊を挟むところを刺せば必ず病は治るのである。舌下の両脈というのは廉泉である。

 

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黄帝内経素問 刺瘧篇 第三十六 第六節 語句の意味

2014-04-18 07:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 刺瘧篇 第三十六

第六節

 十二瘧者、其發各不同時。察其病形、以知其何脈之病也。先其發時、如食頃而刺之。一刺則衰、二刺則知、三刺則已。不已刺舌下兩脈出血。不已刺郄中盛經出血。又兩項已下俠脊者必已。舌下兩脈者廉泉也。

 

語句の意味

鍼灸医学体系(語句の解)

一刺則衰

*一刺すれば則ち衰え 一度刺せば病勢が衰えることを意味するものであろう。

 

二刺=二回目の刺鍼

 

知=←智。チ。シる。さとる。わかる。知識をえる。見分ける。弁別する。みとめる。覚える。記憶する。交わる。親しむ。経験する。シらせる。通知。シらせ。報知。知識。知恵。しりあい。交わり。もてなし。待遇。つかさどる。主管する。

 

已=イ。スデに。もはや。もう。やがて。早くから。まえかたに。全く。ことごとく。ヤむ。終わる。すむ。してしまう。すてる。すてて行わない。ハナハだ=甚。・・・ノミ、句末の断定の辞。いえる。病がなおる。いやす。病気をなおす。去る。アア、嘆美の辞。ユエ「何已也」

 

郄中=げきちゅう。経穴名、陰郄(いんげき)・委中(いちゅう)・金門(きんもん)の別名。新・東洋医学辞書13

鍼灸医学体系(語句の解)

*郄中 王冰は「郄中とは委中なり」といい、馬蒔も亦委中としている

 

挟・俠

俠=「おとこだて」と読み、はさむとは読まない。

 

舌下兩脈者廉泉也

廉泉=経穴名、任脈に属し、舌本、本池、垂漿、喉中ともいう。新・東洋医学辞書13

 

漢方用語大辞典、明解漢和辞典、鍼灸医学体系、新・東洋医学辞書13

 

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黄帝内経素問 刺瘧篇 第三十六 第六節

2014-04-17 07:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ⑥ 黄帝内経素問 刺瘧篇 第三十六

第六節

(原文)

 十二瘧者、其發各不同時。察其病形、以知其何脈之病也。先其發時、如食頃而刺之。一刺則衰、二刺則知、三刺則已。不已刺舌下兩脈出血。不已刺郄中盛經出血。又兩項已下俠脊者必已。舌下兩脈者廉泉也。

 

(訓読)

 十二瘧は、其の發すること各々時を同じうせず。其の病形を察して以て其の何の脈の病なるかを知るなり。先づ其の發するの時、食頃の如くにして之を刺す。一刺すれば則ち衰え、二刺すれば則ち知り、三刺すれば則ち已む。已まざるときは舌下の兩脈を刺して血を出す。已まざるときは郄中の盛んなる經を刺して血を出す。又項より(1)已下脊を俠む者を刺せば必ず已む。舌下の兩脈とは廉泉なり。

 (1) 已下 以下と同じ。

 

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黄帝内経素問 刺瘧篇 第三十六 第五節 訳

2014-04-16 07:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 刺瘧篇 第三十六

第五節

 瘧發身方熱、刺跗上動脈、開其空、出其血、立寒。

 瘧方欲寒、刺手陽明太陰、足陽明太陰。

 瘧脈滿大急、刺背兪。用中鍼傍伍胠兪各一、適肥瘦、出其血也。

 瘧脈小實急、灸脛少陰、刺指井。

(1)瘧脈滿大急。刺背兪。用五胠兪。背兪各一、適行至於血也。

 瘧脈緩大虚、便宜用藥、不宜用鍼。

 凡治瘧、先發如食頃、乃可以治。過之則失時也。

 諸瘧而脈不見、刺十指間出血。血去必已。先視身之赤如小豆者、盡取之。

(1) 新校正に従って削除

 

瘧病になり発熱したら、足背(・府・胕)上の動脈を刺針してその孔穴を開き、其の血を出せば、立ちどころに熱が下がる。

瘧病で寒気が出てきたら、手陽明大腸経と手太陰肺経、足陽明胃経と足太陰脾経を刺す。

瘧病で脈が滿大で急なものは背兪を刺す。両傍の第二側線上(鍼灸医学体系)の伍胠の兪穴各々一を取穴し、患者がデブかヤセかにより適した血を出す

瘧病で脈が小實急なものは、脛の足少陰腎経に灸をし、足太陽膀胱経の井穴至陰を刺す。

瘧病で脈が緩大虚のものは、藥を用いて、刺針はしないのが適当な処置である。

だいたい瘧病の治療は先ず発病後食事をするぐらいの時間までに治療するとよく、この時間をすぎると治療は難しい。

多くの瘧病では脈が現れないことがある、そのときには(手足の)十本の指の間に刺針し出血(瀉血)させる。瀉血して血が取り去れれば必ず病は已む。この時に体に小豆のような赤いものがあれば、全てを取り去る。

 

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黄帝内経素問 刺瘧篇 第三十六 第五節 語句の意味 3-3

2014-04-15 07:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 刺瘧篇 第三十六

第五節

 瘧發身方熱、刺跗上動脈、開其空、出其血、立寒。

 瘧方欲寒、刺手陽明太陰、足陽明太陰。

 瘧脈滿大急、刺背兪。用中鍼傍伍胠兪各一、適肥瘦、出其血也。

 瘧脈小實急、灸脛少陰、刺指井。

瘧脈滿大急。刺背兪。用五胠兪。背兪各一、適行至於血也。

 瘧脈緩大虚、便宜用藥、不宜用鍼。

 凡治瘧、先發如食頃、乃可以治。過之則失時也。

 諸瘧而脈不見、刺十指間出血。血去必已。先視身之赤如小豆者、盡取之。

 

語句の意味 3-3

瘧脈滿大急。刺背兪。用五胠兪。背兪各一、適行至於血也。

鍼灸医学体系(語句の解)

*新校正には「詳するに此の条。瘧脈滿大というより此の注の終りに至って文と注と共に五十五字当に刪削すべし。經の文と前に次する經文と重複す。王氏随って之を注す。別に義例なし。士安の之を精審して復び出さざるに如かざるなり」とある。

 全くその通りであろう。

 

緩脈=かんみゃく。脈象の一種である。生理的と病理的なものがある。脈来が緩和であり平均していれば正常な人の脈象であり、脈来が弛緩して不均一であれば病脈であって、湿証や脾胃虚弱のものにみられる。

 

虚脈=きょみゃく。脈象の1つ。無力の脈

虚脈=①脈象の一種。広く大きな脈で触れ方が柔らかで力がなく、これを押すと空虚な感じがするもの。<脈経>「虚脈は遅大にして軟、これを按じて不足し、指を隠するに豁豁然として空なり。」<脈訣匯辨・みゃくけつかい(い)べん>「虚は四形に合す、浮、大、遅、軟なり。」②実熱証で刺絡を用いて血を瀉し、その熱を泄すること。<素問長刺節論>「これを刺して脈を虚す。」③充盈度不足の絡脈をさす。<霊枢刺節真邪篇>「其の虚脈を視て、これ経絡に陥するものこれを取る。」

 

便宜用藥不宜用鍼。

鍼灸医学体系 (訓読)

瘧して脈緩・大・虚なるものは、藥を用うるを便宜とし、鍼を用うるは宜しからず。

東洋学術出版社素問 読み

瘧の脈 緩・大・虚なれば、便ち藥を用うるに宜しく、鍼を用うるに宜しからず。

 

便宜=べんぎ。つごうがよい。便利。場合を見はからう。適当な処置。ねだんが安い。

 

先發如食頃乃可以治

鍼灸医学体系(語句の解)

・・・・・

そこで本文の「先発如食頃乃可以治」は

「先ず発して食頃の如くならば乃ち以て治すべし」

と訓じ、それは「発したらすぐ治療すればなおらないこともない」という程度の意味である。

王冰、馬蒔、張志聡の解はおかしいとしている。東洋学術出版社素問の訳は王冰等の説を採っている。

確かに、発病する前に治療するということは不可能に近い。

 

東洋学術出版社素問の読み

発するに先んずること 食頃の如くして、乃ち以て治すべし。

【現代語訳】

その発作の前、食事を取るほどの時に先んじて刺鍼すると、・・・・

 

食頃=しょくけい。食事をする位の時間。わずかな間。しばらく。<霊枢終始篇>「車に乗りて来る者、臥して之に休み、食頃の如きに之を刺す。」

 

漢方用語大辞典、明解漢和辞典、鍼灸医学体系、東洋学術出版社素問

 

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