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僕はイヌ派でもネコ派でもなく、どちかと言えば動物は苦手な方。
しかし宿命としては、家人が連れてきた動物を、最終的には僕が面倒を見ることになっている。
子どもたちが幼稚園の頃、十姉妹が我が家に来たのだが、その鳥たちが増えて増えて、大変なことになった。餌やりはいつの間にか、僕の係りになっていた。
20代の独身の頃は、モンちゃんという中型の猫がいて、喧嘩が弱く、何度か満身創痍になって帰宅したが、愛すべき優しい猫だった。
娘が中学の頃だったか、ペルちゃんという猫を連れて来て、大きくどっしりして、
おっとりした性格だった。娘が高校で1年間海外に行っている時、旅立ってしまった。
いまは、7才になろうかというルッカと二人暮し。息子が西川口の友人から貰い受けて来た猫。すばしこく、喧嘩は連戦連勝、地域のオンナ番長である。息子はルッカを置いて、自立して家を出た。
かつて、コッカスパニエルが家族の一員だったことがあるが、いまはどちらかと言えば、ネコ派に近づいている。
日曜日、僕が石を洗い乾かし、妹がペット墓をつくった。墓といえども、ダークに偏りたくない。ホームセンターで、マリオのキノコ的な造形物を買って置いた。
妹の愛猫も眠る。