広い東京で1館のみで上映。しかも多摩地区の立川で。久しぶりに立川に来ました。在住の埼玉県内のシネコンに移動するよりかえって近い。

2019年のイギリス映画『不都合な理想の夫婦』(原題:The Nest)
まずオープニングのBGMが暗く悲しい。コレこれから観るの?と感じたほどに。
虚飾に満ちたイギリス人貿易商の男、妻はアメリカ人で2人の子どもとともにニューヨークに住む。裕福を絵に描いたよう。
男は更なる千金ゲットの野望を持ち、イギリスへと移り住む。元より妻はそれを望まなかった雰囲気の中。
ロンドン郊外に、城のような家を借り、子どもは有名パブリック校に入れる。旧知の仲間とビジネスに乗り出すが、アメリカでのやり方とは相容れないものがある。
独善的なビジネス手法は裏目に出て、いわゆる弱目にたたり目の連続、男を筆頭に家族全員が精神的に壊れていくストーリー。
ネット配信もしている模様だが、キノシネマ立川のシートでリクラぎました。
主演 ジュード・ロウの立ち居は、柔道家のよう、そればかりが印象に残る。