定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

36年後の写ルンです

2022年12月17日 20時54分00秒 | 日記

富士フィルムのレンズ付きフィルム『写ルンです』の発売は1986年。
デジカメ到来はおよそ14~5年後になる。結婚式ではプロカメラマンを雇い、披露宴・2次会は写ルンです でバシバシ撮る、そんな使われ方だった。

Gizmonというレンズメーカーから、ミラーレスカメラ用に、写ルンですのレンズを2枚使ったレンズが出た。愛用のオリンパスペンに装着する。カメラのボディキャップ、レンズキャップのような体であります。オールプラスチック、軽量で薄く、完全なスナップカメラに変身した。

何もない新居の近くで青空を撮ったのは昨日

きょうは曇天。テラス否ベランダから我が団地を撮る怪しい住人

引越して約3週間、やっと肉野菜炒めでも作ってみようか、と気持ちの余裕が生まれ

たが、料理写真はキビしいね、味は良かった!



今年のベスト10

2022年12月14日 23時16分09秒 | 日記

昨(2021)年の映画劇場鑑賞数は254本。今年は激減したが、それにしても
12/14現在で138本。

印象深かった作品を洋画・アジア映画・邦画混じえて10本挙げる。甲乙、順位を付け難いので、観た順で。
〇ベルファスト
〇とんび
〇不都合な理想の夫婦
〇ワンセカンド 永遠の24フレーム
〇サバカン
〇さかなのこ
〇川っぺりムコリッタ
〇マイ・ブロークン・マリコ
〇ミセス・ハリス、パリへ行く
〇ペルシャン・レッスン
▼次点 窓辺にて

前年比で本数が減った理由は、なるべく90分くらいの作品を集中して観たかったから。とカッコつけたが、加齢によりトイレが近くなったゆえ。
転居のため、来年のホームグラウンドは、立川から昭島あたりになる。たまには青梅にも行ってみたい。
(写真と本文は関係ありません)

ペルシャン・レッスン 戦場の教室

2022年12月13日 22時20分00秒 | 日記

2020年 ロシア・ドイツ・ベラルーシ合作。都内単館上映のキノシネマ立川高島屋8階で鑑賞。

第二次世界大戦中のナチ強制収容所を描いた秀作として『ライフ・イズ・ビューティフル』(伊1999年日本公開)を超える作品はないと意識の中にあったが、本作はそれと双璧を成す印象だ。

偶然が重なり、ペルシャ神話の本を持ち収容所に着いた主人公、待ち構えていたのは、食糧調達担当のナチ親衛隊の大尉。大尉はいずれ、テヘラン(イラン)にレストランを持つ希望があり、ペルシャ語を習得する必要があった。
ユダヤ人の主人公は自分をペルシャ人と偽ることで、生き残りを賭け大尉とサシでのペルシャ語レッスンを始めるのだ。

大尉の見込みでは、戦争は2年で終結するから1日にペルシャ語を4語覚え、2900語をものにする算段だ。
元より口から出まかせのペルシャ語であるから、次第に行き詰まる主人公。

大尉の高揚する学習熱の前に馬脚を現す。即ち死に直面する場面もある。
夜はレッスン、昼は大尉の配慮で仲間たちにスープを分配する係に就く。
それがクライマックスへの大きな伏線なる。
事実に基づくストーリー、目を離す暇もなかった。


佐藤泰志原作の映画

2022年12月11日 19時12分39秒 | 日記

暗い作品を好んで観ているわけではないが、佐藤泰志原作は欠かさず観ている。
海炭市叙景、そこのみにて光輝く、オーバーフェンス、きみの鳥はうたえる、草の輝き...
社会の底辺で懸命に生きている人々の描写において、どの作品も優れたものがあった。

佐藤泰志は10代で文学賞を受賞し、芥川賞候補に何度も上ったが、41歳で自死している。

現在上映中の『夜、鳥たちが啼く』にには、期待はずれの感がある。佐藤泰志作品にハッピーエンディングは求めたくないこともあるが、主演の山田裕貴には、凄味が欠けていた。

だが各作品には、いい脇役が出ている。今作には宇野祥平、海炭市叙景には竹原ピストル、オーバーフェンスでは鈴木常吉(『深夜食堂』のテーマを歌うシンガー)などなど。
鈴木常吉は3年前に他界、惜しまれる。

富士山

2022年12月08日 20時57分49秒 | 日記

富士山には2度登った。

最初は小学3年だったか。父が勤める大学の教職員グループと。五合目スタートで八合目で1泊、調子よく山頂まで行き、下山時に高山病になった。

2度目は高校2年の時。母校の団体登山で。頂上で高山病、フラフラしていた記憶しかない。

富士山は眺める山。
最寄り駅・上北台のホームから窓越しにスマホ撮影。
上北台から立川北駅までの13分の間、富士山を眺望できるスポットが何か所かあるようだ。
写真撮影に挑戦してみるか。