幸せは食卓から 心を込めてお料理

第一の目的は、私の献立ノートの作成。
孫達がこのブログを見ながら料理してくれる日を夢見つつ・・・

我が家のお節料理

2013年01月10日 | 日記 家族 グルメ その他
今日も、日記ブログよりの転載です。
悪しからずご了承くださいませ。
昨日のクリスマス家族会に引き続き、今日は我が家のお正月の様子をご紹介させていただきます。
三回に分けて綴っていますので、宜しければ、残りの記事は、日記でご覧下さい。
ここにはその中の、タイトル、我が家のお節料理の記事を載せることに致します。


新しい年を迎え、今日が六日目。

明日で松の内も明け、主婦の私もお正月気分がすっかり抜け、通常の暮らしに戻るといったところでしょうか。

一昨日で、おせちの残り物もほぼ食べきってしまいました。

私はもともと和食党ですから、おせちは大好き。

ゆえに準備するために膨大な時間をかけて調理しても、さほどそれが苦になりませんでした。

ところが昨年の年末は、いつもの調子が出ず、すべてが遅れがち。

31日に訪れた娘達に、間に合わなかった数品はお任せ状態で、母親のメンツは丸つぶれ。(笑)

すっかり気弱なおばあちゃんになり果ててしまいました。

今回のお節は、前もってかってない多くの品数を、娘達が役割分担してくれることになっていました。

ですから、私は楽々と準備完了のはずだったのですけれどね~



ところが年末の多忙な時期になっても、体調が一向にすっきりしません。

家族のクリスマス会でも、途中でダウンしてしまう始末。

その後も体力が続かず、年末の計画がどんどんずれ込んでいきました。

去年は、若夫婦が訪れる前、31日の午前中にはすべて仕上がっていましたのに。

年が明けてからも相変わらずで、娘達の絶大なる協力のもとに、無事乗り切れたお正月でした。



不甲斐ない自分を情けなく思い、何とか気を引き立て頑張るように努めもしましたが、幾度も体を横にして休養。

むろん大晦日の日も、九時過ぎには床に就き、みんなと一緒に、年明けを迎えることはできませんでした。



でも年末年始、若夫婦家族と共に過ごした二日間は、お正月にふさわしく、実に楽しい華やいだ時が流れ・・・・・・

心は十分過ぎるほど満たされ、至福の時を過ごす事ができました。

娘達に、私が話したことは、

「お正月の素晴らしさは家族が一堂に集まり、数日間寝食を共にして、心行くまで語り合えることではないかしら」と。

長女も次女も、大きくうなずいてくれました。



さて、今日はその時の様子をお正月アルバムとして、このブログでご紹介させていただきますね。

もともと大した腕でもないのに、カメラ撮影の言い訳をするのはみっともないことですが、満足のいく写真が少なくて選ぶのに苦労しました。

体調がすぐれなかったため、いい写真を撮ろうという気持ちは薄れ、ただ機械的にシャッターを押しまくって撮った写真ばかり。

でもそんな中から、多少でも写りの良い写真を選んだつもりです。

宜しければ、ご覧下さいませ。



まず我が家の元旦の朝の食卓です。




   

   

   

   



写真に写っていない数の子は、撮影後に供しましたが、お煮しめは玄関の下駄箱の上に置いたまますっかり失念。

夕食時に初めて食卓に。



去年のお節に比べると、手抜きもあります。

酢ばすなど。

いくらも買い忘れ。

長女がこしらえた八幡巻きは、とてもスマート。(笑)

お肉をもう少し巻いてほしかったな~

次女がこしらえた鶏つくね。

ケシの実を少量上にかければ良いだけなのですが、全体にまぶし付けられてしまいました。(笑)

こんな小さな失敗はありますが、きんとん、黒豆、昆布巻き、その他、例年と変わらない見事な出来栄えでした。

夕食の食卓の写真も、もう一度載せておきますね。




    

    

  


焼き豚も、年末に作ってあったのですが冷蔵庫の奥の方に入れたままで、すっかり忘れてしまいました。

お皿へのお節の盛り方、なんだか変ですね~(笑)

オードブルのような雰囲気にしてほしかったのですが。



我が家のお節の内容は下記のごとくです。



一の重 紅白かまぼこ、黒豆、伊達巻き、田作り、二色卵、栗きんとん、リンゴ羹、数の子等

二の重 えびの養老煮、昆布巻き、八幡巻き、宝來揚げ、鶏つくね、いかの松笠焼き、里芋の白煮、鶏のオレンジ風味巻き

三の重 七食なます、菊花かぶ、しめさば、たたきごぼう、鮭の南蛮漬け

お煮しめ





私のお節は、ほぼ毎年同じ内容です。

ほぼ六割方は、母から伝授されたもので、その時のボロボロのテキストを相変わらず見ながら作っています。

妹、夢路も同じテキストを持っていて、かなりの品は、同じ味付けのはず。



長女婿が、たまたま私が開けてていた去年の私の料理ブログを見て、そっくり同じだな~と言っていました。

その後、「毎年同じっていうところがおせちの良い所なんだろうな~」とも。

私もそう思います。

母から子へ、さらに孫へと言い伝えられ、その家ならでのお節の味と雰囲気があるのではないでしょうか。

しかし、恐らく我が家は、私の代で途絶えそうな感じがします。

キャリアウーマンの娘達には、私が作るお節料理をすべて揃えることは、到底考えられないようですから。

寂しい気もしますが、これも時代の移り変わりで仕方ないことなのでしょう。



嫁いで最初に迎えた年末年始は、風邪を引きダウン。

それでも38℃の熱を押して、電話で母に幾度も分からないところを尋ねながら三重のお節を作りました。

途絶えたのは、60歳の年末に入院した時だけです。



そういう私も、毎年、今年はもう、体力的に無理かしら、と迷うことが多くなってきました。

二八日から三十一日の午前中まで、ほぼキッチンに立ちどおしのお節作りは、かなりの重労働ですもの。

でも長い間続いた慣習を断つには、それなりの勇断を必要とするようで、なかなか止められません。

来年、また作ることになったなら、その気力がまだある自分の健康を喜びましょう。



お正月アルバムというタイトルにして、さらに色々な光景の思い出写真を載せる予定でしたが、既に長文になってしまいました。

今日はこのあたりで一旦打ち切り、続きはまた次回とさせていただきます。

今日のタイトルは、我が家のお節料理に変更します。

宜しければ、又ご訪問下さり、続編もお読み頂ければ幸いです。


上記の記事は、私の日記ブログからの転載です。


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