神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

地球最古の恐竜展に行ってきた

2010-08-13 00:23:28 | Weblog
昨日、というか、もう一昨日だが、六本木ヒルズで開催中の「地球最古の恐竜展」に行ってきた。

ここは夜の10時までやっているので、夏休みの子供よけには夜だろうと思って、夕方6:30頃に到着。

六本木なんて10年ぶりくらいだぜ。いきなり場所がわからなくて、ヒルズのオフィス棟のインフォメーションに聞いちゃったし。

直通エレベーターで52階まで上って、前の人たちについて言ったら係りの人に止められて別方向へ。そっちは常設の美術館ですか、そうですか。

そして恐竜展に入ると、ガラガラな空き具合。これはゆっくり見られるかと思ったら、恐竜バーの横で巨大ワニと竜脚類の骨格を見ている間に結構な人が。ちょうど夜の部と昼の部の入れ替え時間帯になって、瞬間的に人が少なかっただけのうようだ。

それにしても、乳母車つきとか幼児が多い。これは恐竜じゃないよ、ワニだよ、とか、哺乳類型爬虫類だよって、わかってくれたのだろうか。

三畳紀は恐竜時代の前夜のような時期で、恐竜類が支配的ではなかったのだが、それでは他にどんな生き物がいたのかというと、確かにあんまり知られていない。

今回の展示では、自分も単弓類(哺乳類型爬虫類)のでかさに驚いた。ディキノドン類なんて、どう見ても恐竜じゃん。トリケラトプスのご先祖様にしか見えない。

当時のワニ類も十分でかいし、種も多様だったようだ。どうしてこの中で恐竜類が支配的になれたのかということは、恐竜絶滅の謎に並ぶ大きな謎だ。絶滅も謎なら、隆盛も謎。本当に恐竜は男の子のロマンであるよ。

あ、キノドン類が恐竜に負けた理由ははっきりしている。顔が悪いからだ(笑) なんだあの間抜けな顔。もっと精悍な顔に復元しろよ。想像図を描く人が、単に絵が下手だっただけじゃないのか?

ワニ類も、脚が直立っぽくなっていて、現在のワニよりもきぐるみ怪獣に似てる。円谷プロはサウロスクスとかの存在を知っていたに違いない(笑)

さて、もうひとつの目玉は恐竜の系統樹。部屋の床に系統樹を書いてそれっぽく見せるという嗜好はよかったんだけど、ちょっと部屋が狭すぎて、小ぶりの展示になってしまっていた。この系統樹の先に、有名なアパトサウルスとかティラノとかがいるということを、絵でもかまわないから見せた方が絶対に良い。

思えば、自分が恐竜に興味を持ち始めた幼少の頃は、鳥盤目と竜盤目という分け方だけで、獣脚類とか竜脚類とかの分け方は無かったような気がする。なにせ、ブラキオサウルスが水中にいた頃の話(笑)だからな。そんなわけで、竜脚類の系統樹での位置付けを再確認できたという展示だった。

いやぁ、それにしても六本木。ドンキのある通りの外国人の多さは異常ですよ。ご飯食べるのに、首都高の向こう側まで逃げますた。



シロナガスクジラは宇宙船(大哺乳類展 海のなかまたち)

2010-08-10 21:16:55 | Weblog
久しぶりに上野の科学博物館へ行ってきた。現在のイベントは「大哺乳類展 海のなかまたち」。春に開催された「陸のなかまたち」の続編。

「陸のなかまたち」は見ていないので雰囲気もわからず、ショコタンの「飛び出せ! 科学くん」がキャラクターに使われていることも知らなかった。それでも、今回目玉のシロナガスクジラの全身骨格を目指してずいずいと。


開場時刻(朝9時)から少し過ぎた9時半に入ったのだが、ものすごい大盛況だった。入り口で詰まって進めないくらい。いつものように500円はらって音声ガイド使用。この解説、全部ショコタンとココリコ田中なのかと思ったら、最初と最後とクイズだけだったであるよ。

目に付いたのは、ひたすらメモってる小学生低学年。学校の自由研究か何かなのか。展示ケースの上でメモを取って、係員の人に注意される子供が複数。さらに目に付いたのが、興味なさそうな幼児に無理やり骨を見せようとする親とか。その頃だと、まだ意味がわかって無いんじゃないか。

そんなこんなで、ようするに子供だらけ。さすが夏休みですな。

記憶に残ったのは、なんといってもシロナガスクジラの頭骨。F1カーのノーズか、宇宙船の一部かといった感じ。本当にSFチック。この写真なんて、言われなければクジラの頭骨とは思えないでしょう。この角度からだと、なんだか巨大な昆虫の顔に見えてくる。いやー、これもある意味、文字の無いSFですな(笑)

クジラの頭骨は何種類も展示されていたが、面白いと思ったのは、頭部の巨大なマッコウクジラも、扁平なザトウクジラも、頭骨の形はほとんど同じということ。下顎の骨は種によって随分違うと思ったが、上顎というか、上部の骨は細長くて扁平で、あまり変化が無い。マッコウの頭部は脳油が詰まってるというのは知識として知っていたが、あそこって本当に骨が無いんだと驚いた。

で、そのふくらみを“メロン”というのがまたなんともおかしい。いったい、誰が名付けたものやら。

もうひとつ、今回知ったのだが、クジラ類は臭覚が無いそうだ。特に歯クジラ類では完全に退化していると言われている。ということは、シャチが血の匂いを嗅ぎつけることは無いんだな。ひとつ利口になった。

他にも、意味不明な歯を持つオウギハクジラとか、竜涎香のホンモノとか、いまだに海岸に流れ着いたクジラの死体が新種だったりするとか。

でも、今回の展示はちょっと優等生過ぎるというか、まじめに展示しましたという感じが強くて、テーマ性やメッセージ性が薄かった気がする。「クジラでかい! ゴマちゃんかわいい!」だけで終わらずに、自然保護と水産業の関係(鯨漁だけでなく、海獣類による水産被害とかも含め)とか、絶滅種の展示などで、問題意識的な興味を持ってもらうことができたらよかったんじゃないか。そんな中では、ストランディング(座礁)研究のコーナーがあったのは良かったかも。後は海岸で拾ってきたゴミで作った人形とか。あのあたりをもう少し、効果的に、悪く言えばショッキングに見せても良かったんじゃないかと思う。


で、毎回恒例のガチャガチャは、海生哺乳類図鑑。シャチ骨格、ジュゴンの授乳、そして、シークレットのスナメリが出た! ついでにカプセルミュージアムはヤンバルテナガコガネ。化石ガチャは巻貝化石ツリテラ。「ジュゴン 授乳」はなぜか「ナガスクジラ 採餌」の台座が入っていてミスマッチ(泣)


青梅-奥多摩サイクリング

2010-05-08 21:28:57 | Weblog


天気がいいと、奥多摩までサイクリングに出かける。今日もふらっと行ってきた。

ひとっ走りしてくるって、いったい、どんなところに行ってるのかということで、写真を撮ってきた。

時々、自転車を止めて写真を撮っていると、普段の倍ぐらいの時間がかかり、意外に疲れるものだった。自転車ブログをしょっちゅう書いている人を尊敬する。


青梅-奥多摩サイクリング(OCNフォトフレンド)


桜には遅く、藤には早く

2010-05-03 17:37:37 | Weblog


行ってきました。奥多摩湖(小河内ダム)までサイクリング。登りで110分、降りは90分。

あんまりいい写真はないんで、こんなもので勘弁してください。桜はわずかに残っている程度で、藤棚はまだまだだったし。

サイクリング中に、きれいな景色とか、面白いものを見つけると、写真をとっておけば良かったなぁと思うんですが、走ってる最中にはそんな余裕はあんまりないんですよね。

最近だと twitter なんかもそうです。
「虫が口の中に入った。おぇー。なう。」
とか、自転車止めて打ち込む分けには行かないですしね。

ユビキタスでウェアラブルな環境で、目で見た景色を写真に残し、リアルにつぶやいた言葉をネットに投稿するなんて、すぐに来るような気がしてたんですが、ユビキタス社会は意外に遠そうです。


そして、今日、気が付いたこと。

自転車漕いでるときに口ずさむには、サッカーのチャント(応援歌)は結構合います。がんばれという気分になるし、リズムがだいたい早足で歩くぐらいのスピードなので、自転車にもぴったり。

特に、登り坂でペダルが重いときには上里のチャントで。
♪うーっ、えーっ、さっとーっ、おーっ! うーえーさとーおー! おーおーうえさーとかずぅー!
ゆっくりからだんだん速くなるあたりがぴったりです。

気持ちよく走ってるときは征也とか、大伍(現・新潟)とか。
祐介のは、さすがに合わなかったかなぁ。


なぞのトロッコとカヌーの花びら

2010-05-02 22:22:13 | Weblog


天気がいいので自転車で徘徊を開始。今日は白丸ダムまで。

もうちょっと先まで行けたのだけど、昼過ぎにコンサドーレの試合中継があったので、速攻でUターン(笑)

白丸ダムの上のダム湖ではカヌーチームが出ていて、色とりどりのカヌーが花びらのように見えた。写真はタイミングを逸して、カヌーチームが帰るところ。手前のなぞのトロッコは動いているのを見たことが無いんだが、ちゃんと使われているもののよう。

帰り際、ロードの自転車2台を先頭に、長々と続く渋滞の車列を発見。

最近、ヘルメットにサイクリングジャージなのに、まともに走れない人を見かける。やっぱ、形から入る系の人なわけ?

ちなみに自分はTシャツGパンで、マウンテンバイクですけど。

走れないなら、路側帯(路肩?)へ出ればいいのに、そういう人に限って、なぜか車道の中を走ってるんだよな。やっぱり、これも形から入る系?

ちなみに、鳩ノ巣から白丸、さらには奥多摩駅までの間にあるトンネルは、のぼりの左側に旧道が残っていて、トンネルの外側を通れます。自転車はこの旧道を通った方が安全だし、気持ちいいと思うよ。


昨日のサクラ(第2週)

2010-04-04 08:45:08 | Weblog
結局、次の日になってしまったので、またしても「昨日のサクラ」。

多摩川沿いを羽村の堰から根川緑道まで往復。
そこら中で花見です。自転車、走れません(笑)

一番人が多かったのは、福生の桜まつり近辺。ここは堤防にSL(たぶんガス駆動)まで来ていて、どこの遊園地だという感じ。

ちょっと問題だと思うのは、通行規制だの、自転車は降りて押してくださいだのの通知も看板も無かったこと。どこからどこまでが桜まつりの会場なのか、そもそも多摩川堤防が桜まつりの正式会場なのかもよくわからない状態だったことだ。

それでも警備員が高圧的に自転車は降りて押せだの、「みんな気を使ってるんだから」とかメガホンで叫ぶのがウザイ。“みんな”ってなんだ。そんなんだから外国からバカにされるのだ。自転車降りて押すのは、みんなが降りてるからじゃなくて、人ごみで危険だからだろ。

前もっての告知も現地の看板も無い状態で、堤防占拠はまずいだろう。多摩川堤防なんて、羽村の堰から羽田空港までサイクリングするルートになっているんだから、知らずに自転車で溯上(笑)してきたサイクラーが戸惑うだろ。

それとも、福生市は堤防を「道」だと思っていないんだろうか。
エコだエコだといったり、健康にいいといったり、自転車推奨しておきながら、相変わらず肩身が狭いことで。まぁ、確かにマナーが悪い自転車も多いんだが、最初から考慮に入れないってのは無しにして欲しいよなぁ~。


昨日のサクラ

2010-03-28 09:47:24 | Weblog
昨日は素晴らしい晴れだったので、自転車で出かけてみた。

しばらく前から前ギヤの調子が悪かったところも、ワイヤーを締めなおした。ブレーキワイヤーも締めなおした。あとは適当に水拭きして、油を射して……。

さぁ、自転車の季節到来だと思ったら、思いっきり寒すぎました。

がんばれば汗をかいて寒いし、がんばらなければただひたすらに寒い。
一枚着れば熱くて汗をかくし、脱いだら脱いだでまた寒い。

そんなわけで、片道一時間の根川緑道まで。



羽村「はむら花と水のまつり」、福生「桜まつり」と絶賛開催中なのだが、そのあたりはまだまだ開花直後で、ちらほら咲いてる程度。それでも気が早いお花見客がポツポツと。

根川緑道はそれよりも咲いてはいるが、やっぱり写真みたいな感じで、日向で咲いてる枝がちらほら程度。お花見にはまだまだですかね。

それでも、何組かのお花見集団を発見。中には黒装束のオジサン、オバサン軍団もいたんですが、あれって、葬式か法事の帰り? それとも何かの宗教?

サクラの散り様は別れのイメージなので、卒業式に合うくらいだから葬式にも合わないことは無いんだろうけど、「桜の下には死体伝説」とか思い浮かべてしまって、ちょっと……。

今日はもうちょっと咲いているかもしれないけど、このあたりのお花見は来週ですかね。

でも、ここ数年、完全満開な日が平日に始まって平日に終わってしまうので、しばらく見ていない。ちょっとさびしい。


もっとウィンタースポーツを

2010-02-24 09:25:01 | Weblog
女子カーリング、負けちゃったのか。残念無念。
さすがにオリンピックは簡単に勝つことはできないな。

大昔に、掃除の時間にカーリングごっこをやった記憶はあるんだが、実は本当のカーリングはやったことが無い。

カーリングって日本人向きな競技のような気がするんだが、競技人口がなかなか増えません。Jリーグ100年構想みたいに各市町村にカーリング場が出来て、ボーリングやゲートボールの替わりにカーリングに行くぐらいにはならないものか。

自分は旭川生まれ。親が転勤族だったために旭川→札幌→北見→旭川とわたりあるいた(笑)のだが、スキー、スケートなら人並みにできる。歩くスキーは大嫌いだが。そもそも走るのがキライだし。ちなみに、それぞれの地域で盛んな競技は異なっている。札幌周辺はスキー、北見はスケート、旭川はクロカン(歩くスキー)が盛んなイメージ。

他のウィンタースポーツといえば、どうかというと、道民にとってのボブスレーとは“氷上のF1”ではなく、スーパーでも売ってるプラスチック製のお買い物用ソリのこと。ジャンプは、実家から歩いて行けるところに小さなジャンプ場があったが、そこでの試合を見たのは中体連のスタッフをやったときだけだ。

実は、北海道にはウィンタースポーツの競技人口が意外に少ないんじゃないだろうか。

子供をボブスレー(おもちゃ)に乗せて引っ張るお母さんレースとか、ミニスキー履いて公園を走り抜けるレース(U-12)とか、そんな競技があれば世界的な選手が排出されるのかもしれないけど。

競技人口だけを考えると、アルペンスキーでも優秀な選手が出てきてもおかしくないんだが、何が違うんだろうか。冬の小学校の体育は全部スキーとか、全部スケートという学校があるのに、スキー競技がスケートのように盛り上がらないのは、何故なんだろうか。

ウィンタースポーツにかぎらず、たとえば、バスケットボールなんかは高校ぐらいまで花形スポーツなのに、その後の不遇さはどうしたものだろう。

一説には、身体能力に優れた選手はみんな野球に行ってしまうからということが言われている。確かに、稼げるスポーツといえば、野球の他はゴルフくらいだろう。Jリーグは給料安いし。それでも、中学や高校で身体能力に優れた人物が全員野球部に入るとは、経験上信じられない。

野球以外のスポーツでは、たとえ身体能力や反射神経が優れていても、世界的な選手に伸びるだけの環境が無いということなんじゃないだろうか。チーム、コーチ、その他を支えるスタッフ、そしてもちろん、財政的支援。

ウィンタースポーツの多くも同じで、やっぱり金銭的な問題があるのだろう。金をかければ勝てるとは言えないが、金をかけなければ勝てない世界にはなっている。そんな中で、設備や器具が高価なボブスレー(ホンモノ)などで世界に追いつくのは容易ではない。アルペンスキーにしても、世界レベルの環境を整えるのは難しいだろう。

そんな中で、世界に追いつく可能性が見えるのがカーリングだ。白人、黒人との筋力差が(今のところ)もっとも影響しないように見えるし、集中力と器用さでは日本人は世界に負けないはず。

日本の中の地域差も、もっとあっていい。リヒテンシュタインなんていう小国がアルペンスキー大国だったりする。北海道レベルの人口でも、国技ならぬ道技としてカーリングを位置づければ、世界と戦える!
……かもしれない。

そこまでしてスポーツに勝ちたいのかという反論も当然あるだろう。しかし、いろいろな意味で絶不調な北海道にとって、経済的にも大きな起爆剤になる可能性はあると思うんだが。

始めるならば、早いほうがいい。まずは、コンサドーレ札幌が総合スポーツクラブとしてカーリングチームを育てるというのはどうか。
今のH.F.C.じゃ、年間数百万の出費でもきついか。残念無念。


ハッピーバースデーツーミー

2010-01-23 19:24:10 | Weblog
今日は誕生日らしい。
ちなみに、コンサドーレ関係者で言うと、名塚と同学年(笑)

誰も祝ってくれないので、一人でケンタ&ミスド一気喰い。

ビールはクリスマスビールの残りのロートハウスヴァイツェン最後の一本と、今日届いたエルディンガー“白雪姫”シュニーヴァイセ。
なんでサッポロじゃないのかって?
スペース・バーレイが外れたからだよ!

ケンタとミスドの組み合わせは大学時代を思い出しますな。
何の“みそぎ”ですかって。
同じ研究室出身者じゃないとわからんか(笑)