神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

ミステリー・ワンダー・ランドのセンス・オブ・ワンダー[14] 電力復活

2016-05-04 10:46:07 | ペルー

マチュピチュ遺跡からバスに乗ってアグアスカリエンテスへ戻る。

その昔、バスに手を振って花を売りにくるバイバイボーイというのが話題になったが、今は最終便にだけ来るらしい。例の曲がりくねったバス道路を直線的に横切る階段を使って、何度も目の前に現れる少年だ。さすがに、一回登って降りたらおしまいと言うことなのだろうね。

昼食中に電気がついていたので、安心して帰ってきたのだが、ホテルはまだ停電のまま。またもや今日も闇の中か、と思ってロビーで鍵が出てくるのを待っている間に、遂に電力復活。明るくなったロビーで各国人みんな拍手で大喝采。

部屋に戻ってお湯を出そうとしてみたが、まだでない。ボイラーはまだ復帰していないようだ。

夕食は、昨日とは違って明るいレストランにて。電気ってすばらしい。

メニューはスープ、メインのチキン、そして、チョコレートケーキ。もちろん、ビールはクスケーニャ。

昨晩は暗くて気が付かなかったけれど、クスケーニャのビンにはインカの石組みが浮き彫りにされていた。さすがはクスコのビール。写真では今一つ分かりませんが……。

 

夕食後にはちょっと街をぶらぶら。ろうそくとランプだけだった昨晩とは異なり、どこも誇らしげに煌々と明かりを灯している。ちなみに、発電所はウルバンバ川の水力発電。鉄道の駅もあるし、マチュピチュの遺跡からも見えた。

しかし、一番下の広場から、坂を上って真っ暗になるところまでいってみたけど、温泉はどこ?

川を渡る橋まで来て星を眺めると、南半球なのに見慣れたオリオン座が。満天の星空ではあったけど、南十字星は見つけられなかった。谷間だから空が狭いんだよな。

 

停電のお詫びなのか、二日目もウェルカムドリンクのチケットをもらったのでバーへ。ここは昨日なみに暗かったけど、重低音のクラブみたいな音楽がかかっていた。

ツアーで一緒のおじさん二人が、ごつい黒人と話をしていた。何を話していたんだか、いえー、さんきゅさんきゅーとかしか聞こえなかった。

部屋に戻ると、やっとお湯が出る。ひゃっほー。

しかし、シャンプーが無い。今朝、水風呂で使ったやつは片付けられているが、補充されていない。フロントに電話するとベッドの上にあるとか言われたが、何もない。フロントまでいくと、やっと係の人が来て、置いていった。きっと、こんな時に水でシャワーを浴びるやつがいるなんて思わなかったんだろう。

 

次の日の朝。朝食にはコンベアトースターが復活。他に、ソーセージ保温機も登場。電気の力ばんざい。

この保温機がおもしろく、10本ぐらいのクルクル回る棒が横に並んでいて、その棒の隙間でソーセージが回っているというもの。ソーセージローラーグリルとかいうらしい。写真とっておけばよかった。

朝食後にもちょっと散歩。そして、遂に温泉発見。坂の一番上がそのまま温泉施設の入り口だったのだ。昨晩は閉鎖されていて真っ暗だったのだろう。営業時間はなんとAM5:00~PM7:00。入浴料は外国人だと10ソルだから3ドルくらい。ペルー人や村人は半額以下。

白人系のお兄さんたちが、どうしようか窓口の前で相談中だった。

後で聞くと、水着着用必須で、ぬる目の温水プールみたいな感じらしい。やはり、日本式の温泉ではないね。

おまけで、街角で気になった看板。「偉大です 手」。うん、偉大だね。

 



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