飛行機でラパスに戻ると、空港で美人ガイドのヴィーベルさんとドライバーのフレディさんに再会。なぜかバスがVIP仕様にグレードアップしてた。
空港からの途中でラパスを見下ろす展望台でちょっと休憩。靄が晴れていて、すり鉢上のラパス市外がきれいに見えた。
そこから渋滞に巻き込まれながらも、サンフランシスコ協会近くにある今日のホテルに到着。カーニバルの前夜祭が始まっているので、爆竹が鳴り響き、お祭りのわくわくしつつも不穏な空気がひしひしと感じられる。
ホテルで一休みした後は、再びのサガルナガ通り、そして、魔女の市場へ。ガイドさんが地元のひとしか知らないような店に連れて行ってくれたものの、ちょっと高級品で会社のお土産には向かなかったりで不評。
離脱してベイビーアルパカのストールを追加購入。140ボリビアーノ=20ドル。お店のお姉さんが何度も新札の20ドル紙幣を確認してたけど、見馴れてないのか?
お土産に買った定番らしいペットボトルホルダーは7ボリビアーノ。1ドルかと思いきや、買った店が悪くてレートが1ドル=5ボリビアーノ。まぁ、高いものじゃないから払ったけど、そのレートはダメだろ。ここはウユニと違って、すぐそこに両替所があるじゃないか。手数料込みで1ドル=6.9ボリビアーノだったぞ。
魔女の市場にも行ってみたが、リャマの胎児を売ってる魔女っぽい店はやっぱり2店舗ぐらいしかない。キーホルダーは買ったが、お茶が欲しかったのだけれど、店頭ディスプレイっぽいものしかなかったので、空港で買うことにして見送り。コカ茶はダメでも、トリマテ茶は欲しい。
なんだかもやもやした気分で、待ち合わせ場所のレストランへ。ここまで坂を上ったり下りたりで汗をかいたせいか、背中が冷たい。そして、動悸、息切れ、めまい。
レストランはいかにもボリビアンな感じで、露骨に観光客向け。
オードブルって言われたのでそのつもりだったけど、内容的にはサラダバー。ドレッシングは出来合いのものを勝手にかけろといわんばかりに、マヨネーズやハインツのケチャップや、A1ステーキソースまで一緒に並んでいた。
メインは事前にバスの中で選択したリャマのロースト。これは後から登場予定。
ビールは5ドルだったか6ドルだったか忘れたけど、メニュー上は適正レート。わざと1ドル=7ボリビアーノで割り切れる値段にしてるっぽい。ビールの銘柄はPacenaの黒。スタウトじゃなくって、黒ビール(シュバルツ系)だった。
店の名前にはHuariが入ってるんだけど、Huariの店じゃないのか、ここ。
で、舞台では民族楽器、ケーナやサンポーニャの演奏。演奏が終わると、CD持ってきてどうって聞かれるまでがお約束。でも、CDはウユニで買っちゃったし。
そして、ダンスチームのフォークダンス。アイマラやケチュアの伝統というより、スペインが入ってきてからの音楽っぽい感じ。
ドラムの女性がスティック飛ばしちゃって、一本で器用に太鼓とシンバルを打ち分けるという珍事も。
さらに、悪魔的な仮面をつけたり、あやしい女神に扮したり、さらには一緒にステージに上がらされたり。こっちは激しく動くと高山病で息が切れるし、頭が痛くなるんだけど。しかも、坂の上り下りでかいた汗のせいで、風邪の引き始めの症状が出てしまったらしく、気持ち悪い。
リャマ肉のローストは臭みの少ない赤身だったけれど、味付けがシンプルなだけに、うまからず、まずからずという微妙な感じ。サラダバーにおいてあったA-1ソースでもかければよかった。
そんなわけで、リャマの肉はちょっと残して退散。
ホテルに戻ると、ウェルカムドリンクチケットを使って、最上階のレストランでビール。ここではPacenaしかなくって、Pacenaのピルスナーを。
16階の窓から見る景色は予想以上にきれいだった。写真ではわかりずらいけれど、眼下のサンフランシスコ教会前広場では、カーニバルの企画なのかスポットライトがぐるぐる回っている。ラパスの町はすり鉢上なので、すり鉢の下から見上げるように窓の下から上まで、夜景が見えるというのは面白い経験だった。
明日も早いので、今日はこれで就寝。
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