いろいろ寄り道の果てに、やっとプラヤ・ブランカへ到達。
「プラヤ・ブランカ」はスペイン語で「白い浜」ですかね。そこらじゅう水浸しの中でも、白い塩の大地が残っている場所。
おー、ここテレビで見たことあるよ!
添乗員さんは日帰りツアーの終着地とちょっと馬鹿にしたように言っていたけれども、ウユニ湖の象徴ともいうべき場所。最初の塩のホテル。
ちょうど風も強くなって、万国旗が勢い良くはためいている様子がカッコいい。
ここではトイレ休憩のみとのことだったけど、トイレチップが5ボリビアーノで、なおかつ激混みなので、利用は見送り。なお、ここも日本人だらけだったけれども、飛行機や塩のホテルに比べれば、それなりに欧米人率も高かった。
近くには“DAKAR”の碑が。DAKARは塩のブロックの採石場にも誰かが文字で残していたけれども、いわゆるダカール・ラリーのこと。以前はその名のとおり、パリ-ダカール間で行われていたが、2009年からは南米開催で、なんとダカールがゴールでは無く、今ではダカールはラリー競技名になって残っているということらしい。
このウユニもコースのひとつ。ボリビアにとっては重要な観光資源扱いなのじゃないか。
帰国してから調べたところによると、2015のDAKARは1/10~12に、すでにウユニを経由してしまっていたらしい。しかし、三菱パジェロが連覇していた時代もあるというのに、日本じゃ何の話題にもなってなかったから、まったく知らなかった。
一方で、プラヤ・ブランカに集まっている四輪車はほとんどがトヨタのランドクルーザー。年式はピンきりで、セコハンどころか3rdハンド、4thハンドが多いとのことだけれど、見事なまでにランクル一色。
ガイドさんの話にチラッと出てきたけど、ウユニは4000メートル近い高地なので、エンジンには高地用の部品が必要なのだけれど、トヨタ車は特別な部品無しに動くという評判だそうだ。本当のところはどうなのかわからないけれど、そういう風評が流れているならば、みんなトヨタのランクルを買うだろう。
その後、一旦ホテルに戻って一休みしてから夕陽見学に出発。
あれ、寝過ごしそうになったのはこのときだっけ?
この日は雨が降っていたので、やはり車で晴れ間の場所まで移動。天頂は青空が見えるものの、周囲は黒い雲と雨の筋に囲まれる。
夕陽は昨日よりも厚い雲の向こう側に沈み、赤い夕焼けは見られず。
しかし、水鏡はこれぐらいの光のほうがきれいに見える。ツアーのみなさんは思い思いのポーズで写真に納まっていた。
ホテルの帰り道はやっぱり雨。今日の夜は、またもや星空は無理か。
ホテルへ帰って夕食。
この日はそれなりに調子が良かったのでビールを注文。またもやHUARI。残念ながら、ビールはHUARIしかない。
今日のメニューはチキンの丸ごと塩蒸し。これはおいしいんだけど、外側の皮が強烈にしょっぱくてビールが進む。
そして、案の定、今日の夜の星空観測はお休み。雨音を気にしながら、明日の朝の晴れを願っての就寝となった。
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