アトリエの一般教室からの作品紹介が続きます。 テンペラ画の実習をしてみました。テンペラは油絵が普及する前に西洋では一般的だった絵画技法です。 テンペラにも色々なものがありますが、今回取り組んだのは最も基本的な卵テンペラ、顔料を画面に定着させるメディウムとして卵の黄身と酢を混ぜたものを使います。画面となる支持体も石膏を塗ってから磨くなど通常の油絵とはかなり異なる進行であったため、少し時間はかかりましたがこの程完成しました。
Fさんは中世の刺繍の作品を多少自分なりにアレンジを加えながら模写しました。
Tさんはピカソの作品をもとに描きました。
ともに模写となりましたが、その時代のテンペラ作品の模写では無かったため、少しテンペラとしての特徴が出しにくかった感がありますが、作品としてうまくまとめることが出来ました。 また機会があったら、チャレンジしてみましょう。