アトリエの天井で偶然見つけました。 『優曇華』とも『憂曇華』とも書きます。花と言っても写真のうどんげの花は実はクサカゲロウの卵です。
本来の『優曇華』は仏教経典に出てくる3000年に一度花が咲き、開花の時には如来が現世に出現するとされる伝説上の植物だそうです。 日本や中国ではなかなかお眼にかかれないものにこの名をつけてしまうクセがあるようで、植物にもこの名で呼ばれるものが数種あるようですね。
このクサカゲロウの卵の方は残念ながらそうめずらしいものではないと思います(いままでに何度か眼にしていますので・・・)が、このなんとも神秘的な雰囲気から昔の人が名付けたものと思います。 しかし、この卵、ここで生まれても餌はないぞよ。この先どうなるのかちょっと心配です。
また、このうどんげの花は地域によって吉兆とも凶兆とも言われていますが・・・さて、これはどっちだ???