日頃の成果を （あとりえカツヤマ展 ⑤）

『あとりえカツヤマ』の教室展、本日は一般教室の方々の作品をご紹介します。
一般教室は人数こそ少ないものの、皆さんたいへん真剣に絵と向かい合ってくれています。　今回も多くの作品が出品され、会場でそれぞれの作者のコーナーが形成されました。

トップバッターはＮ・Ｋさん。



50号の大作を筆頭に８点の油彩画で会場を飾ってくれました。アトリエでの制作と同時にご自宅でもコツコツと描きためられた心のこもった作品群です。

こちらはブログでもおなじみ、ｎｉｍｏｍｏさんのパステル画です。



会場内でコーナーが分かれてしまいましたが、全９点、見に来ていただいた方からは「かわいいー」「どうやって描いたの？」の声が多数。　パステルですが、一般の紙ではなく、“ベロア・ペーパー”という特殊な紙に描く技法で描かれています。

続いてはＨ・Ｍさんの個性あふれる作品群。



バリ島で取材、イメージした作品を中心に大小８点の出品。
油彩やアクリルの他、時にはバリで使われている筆ペンに墨なども使い、どの作品もＭさんでなければ描けない強いインパクトのある作品となっています。

今回のラストはＣ・Ｆさん。



以前は油彩画を描かれていましたが、今回は“日本画”に初挑戦。　横に長い画面に睡蓮の花の池を描かれました。とてもはじめてとは思えない出来栄えです。
他にテンペラ技法による模写作品とコラージュ作品の３点を出品、さまざまな技法を試みながら、ご自身の表現を探求されています。

以上、今回は複数点を出品された方々の紹介だけになってしまいましたが、追々他の皆さんの作品も紹介できればと思っています。


今回の一般コースの作品展示では、それぞれの方が複数枚を一度に並べることができたので、いままでの制作を振り返るよい機会になってくれたのではないでしょうか。　今後の益々のご活躍が楽しみです。