かっつん・あわー ~小さなアトリエにようこそ~

ヨコハマにある小さな絵画教室『あとりえカツヤマ』での生徒さんの作品や制作風景、自身の作品などを紹介しています。

BB祭 2019 ステンドグラス作り

2019-11-10 05:45:35 | 高等学校
昨日ご紹介した階段の “ ステンドグラス風 ” 作品、その制作過程を

と言いましても生徒さんの制作風景を載せる訳には行かないので、
私の試作品作りの様子から 
( 計画的に撮影しておかなかったので、途中から作品が変わります ・・・ )

元となるポスターは書籍やパソコンで探しました。
意外と映画のポスターだけを扱った本が少なく、ちょっともったいない感じ。
豪華な特集本があってもよさそうだけれど ・・・ 。



作品が大きいので、拡大コピーしたものを貼り次いで窓枠のサイズに



作品によっては原作と変えて文字を拡大したりの調整もここでします。

  

その上に大きなトレーシングペーパーを乗せて鉛筆で写し取ります。
この時、ステンドグラスにすることを考え、作品によっては輪郭線を強調したり、
細かい部分は省略したりなどの調整を行ないます。
ここがヘマると後の作業が大変です。



写し終わったトレーシングペーパーを台紙となる黒い紙に仮止めします。
今回の紙はカラーケント。 厚いボードのようなものの方が頑丈で良いのですが、
切断が大変なので ・・・ 。

  

カッターで切断。 トレーシングペーパーごと切断しました。
カッターは細かい細工がきくものがあると便利です。

  

切断が終わった状態。 これでも “ 切り絵 ” みたいで綺麗ですね。
今回は原画そのものが素晴らしいので、手間はかかりますがやりやすいです。

  

裏側から “ カラーセロファン ” を貼って行きます。
今回はあくまでもステンドグラス “ 風 ” 。 紙とセロファン紙での制作です。
作品の “ 耐久性 ” は残念ながらあまり期待できません。



こんな感じになりました。
カラーセロファンは一般的な5色組みのもの。色数を増やすため重ねて貼ったり
しますが、それでも限度はあります。
白い部分はトレーシングペーパーを使っています。



映画のフィルムを模して作った黒く塗ったダンボールの外枠を取り付け、窓に貼れば

  

完成です。
コメント
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