
本日も植物の写真から、我が家の周りに咲き誇る『どくだみ』です。 この季節庭先にどこでも見られる可憐な白い花(白い部分は苞で本当の花は中央の棒状に密生している部分だそうです)、この姿に似合わないその名の由来は、独特のにおいから、いかにも毒が入っていそうという意味の「毒溜め」と、そのま逆で毒を止めるという意味の「毒矯め」「毒痛み」から来ているの説があるようで、この名からもわかるとおり、昔から薬草として有名、漢方でも「十薬」「重薬」の生薬名で知られています。 薬としては地上部分を乾燥させたものを煎じて飲むと風邪、便秘、胃酸過多、高血圧、動脈硬化の予防になり、生葉をすり潰してものを塗ったり、火であぶった葉を貼れば湿疹、かぶれ、水虫などに効き、鼻につめれば蓄膿症、お風呂にして湿疹や冷え性対策など、まさに万能薬ですね。 どちらにしても開花期の今のものが良いそうなので、試してみたい方はお早目に。
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