おはようございます。12月9日水曜日です。広島は曇り、気温が上がりません。枯れ木の賑わいが始まってきました。ここへ雪がかぶさることがこの冬あるでしょうか。
さて、相場です。昨夜のNY市場では3市場ともに上昇して引け、揃って史上最高値を更新したようです。株式相場は強いですね。CMEN225も上昇して引けています。
強い相場というよりは、崩れない相場という方が適切か、、、。
本日はMSQ前の、異常な乱高下が起きる日柄というところですが、今週になって株式市場も為替市場も動きは緩慢となっていますので、本日の相場は波乱のない取引となりそうな気がします。
色々探ってみると、結局ブレグジットの合意期待と、米国議会での追加支援策への期待があり、しかし、今の段階では、不透明感がありますので、動くに動けないというところになっているのかもしれません。
ブレグジット交渉ではまだ双方の意見の隔たりは大きく、交渉は継続するが妥結には程遠いようです。交渉はゼスチャーか。
米国議会による追加支援策も、共和党指導層の反対はまだ強いようで、こちらも期待はあるものの、口先のみのもので内容も合意機運もまだないようです。
結局、このような環境ですから、相場は動かず、オプションなどの限月乗り換えにとっては、波乱もなく行えるのではないかと推察されます。
相場が強く、MSQ当日になってもまだ上昇していくようなことが想定できる場合、オプションコールを保有している方は、その日まで乗り換えを行わずに、MSQで強制決済へもっていくという事もありますが、この方法は今回はないのではないかと推察しているところです。
しかし、本当にブレグジットと、追加の支援策の実行への期待だけで、相場が崩れないのでしょうか。ここが不明瞭、、、。
現下の相場状況では、何か買い材料が出てくれば、上昇トレンドを形成できるような環境になってきていると考えられそうで、このチャンスを投機筋が見逃すはずはないと考えながら、チャートを観ているところです。
逆にいえば、売り材料が出てくると、相場は下降トレンドを作りに来るかもしれない、というような見方もできるわけです。
やはり、これでは動けないか、、、。
米国ではそろそろクリスマス休暇を取るディーラーも出てきます。そうなると取引は低調なものとなってきますが、このような場面では、投機筋が相場を上下に振りやすく、些細なことを材料として相場が動くことがあります。要注意。
何のための時間調整かわからないというのが実情ですが、今週の本邦と来週の米国のMSQ通過を待つつもりかもしれません。あるいは明日のECBや来週のFOMC待ちか、、。
史上最高値を更新してきた米国の株式市場です。さらに上昇していくのかどうか、これは本邦の株式市場も同様です。個別銘柄では、まだ「強い買い推奨」となっているものがあります。これらが買われ過ぎとなり、「売り推奨」となってくるまでは、相場としては、上昇傾向を維持してくるのかもしれません。
本日は、午後のラジオ日経で、岡崎さんが登場されます。相場の見通しなどを聴きたいと思っています。
本日のシグナルは、「コスモス」は「売り」、「桜」も「売り」、「ひまわり」も「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、104.177円超、「売り」は、104.177円以下、「買い」は、104.051円以下の場合となっています。
FPVは、104.103円、R1は、104.251円、S1は、103.999円となっています。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 9時35分です。日経平均が上昇してきています。強いですね。米国市場が堅調に推移したことで、日経平均も買い進んできているようですが、半導体関連が強そうです。この状況下で、ドル円がドル買い円売りに動いてくると、株式市場は一気に反発上昇する可能性がありそうですから、この動きにブレーキをかけるために少し押し込んできているのかもしれません。となると、15時で株式市場が閉じると、ドル円は一気に反発上昇で動いてくる可能性が出てきます、要注意。しかし、それ以外、買い材料はない、、、。やはり動けないか、、、。
追伸 10時20分です。株式市場ですが、やはり先物主導で相場が動いているようです。先物買いが続々と出てきているようで、これは、12月物の売りが終わり、3月物への物色が出てきている状況と思われます。さらに年初来高値を更新してきた銘柄があります。
ドル円ですが、4時間足や日足では、強くはありませんが、まだ上昇傾向を維持しているようです。詳しく見れば、まだ戻りの範疇と思われ、上値の重い展開には相違ないと思われます。4時間足や日足では、これから一目・雲下限に接近しますので、ここを畝抜けできるのか、それとも、上値をここで抑えられるのかという状況もチェックになります。現在値104.159円付近。