おはようございます。12月5日金曜日です。広島は晴れ、寒さ厳しい一日の始まりです。掃く息も白く、手袋をしている手も冷え込んできます。手は自然とポケットへ、、、。太陽に向かい、大きく深呼吸する人あり。陽の恵みのありがたさを感じている方ですね。小生もかくありたいと願います。
さて、相場です。昨夜のＮＹ市場では、株価は3市場で小幅マチマチとなっています。そのような中でも、年初来高値を付けている銘柄があり、株式市場の変調はまだ出てきていないと思われます。
本邦の日経平均でも同じことが言えそうで、この平均が下がっても、年初来高値を付ける銘柄が出てきています。特に本邦株式市場へは、海外勢の余りある資金が流れ込んできているようで、もうしばらくこの傾向が継続しそうだという観測があります。このような情報はその筋の人でないと確認できませんから、その筋の人が言うのであれば、そうなんだろうな、というくらいに気持ちで考えています。思い込むことなく、、、。
で、昨夜の動きですが、104.0円のこだわりが強く、出てきた指標結果如何を問わず、24時少し前には、もう104.0円に達し、後はもう勢いです。勢いのついた相場は止まるに止まれず、行き過ぎてしまいます。これが昨夜の出来事、、、。
昨日の下値は、103.671円まで来ています。行き過ぎた相場であれば、この修正が入ってきますが、今夜、雇用統計が出てきますので、修正も、様子見となって、相場自体は動きは少ないのではないかと想定しているところです。
現在値は、103..851円付近。東京タイムで104円台回復ができるかどうか、、、。本邦の機関投資家も、東京タイムのうちに、103.7円台までは押し込んでみたいという気持ちはあるでしょうから、押し込みはその辺で終わるかどうかもチェックになってきそうです。終わったとしても、その付近から反発できるかと言えば、残念ながら、東京市場には、相場を作っていく力はありません。ＮＹ市場の動きをなぞらえるだけです。
最近、つくづくそう思います。ロンドンのディーラーは、相場は自分たちが作るという気概が強くあり、こうしたい、こうならせたい、という意思が相場に現れてきているように感じます。このような意思をＮＹ組も引き継ぎ、相場を作っていきます。この相場を作るという意思は、残念ながら、本邦の東京市場のディーラーではまねのできないことだと言います。
このようにディーラーの力量に差がある中での取引です。そのような動きですが、相場の動きというものには、このようなディーラーが長年行ってきた取引結果があり、その結果は、「こうなれはこうする、ああなればああする」というようなパターンが出て上がっているとも考えられます。
ディーラーたちの記憶力は相当強いと言われています。このレートにはいつ来たか、あのころ、レートは、○○円付近だった、とか、あの動きをしたのはリーマンショックの時、とか、そういう場面をよく記憶していて、その後の動きをパターン化して、採るべき方向を瞬時に判断して行動してくると言います。
ここにも、相場入門者では抗うことができない、相場の世界というものがあって、相場入門者は、取引では、まず負けるものという事が当たり前と思われれる世界があります。これを経験して、知恵を付けた相場入門者が、次に行くレベルへと進んでいくと思われます。
日々相場のパターンは変化します。それをできるだけ記憶しておき、必要なときに記憶のポケットから引き出して、判断の糧とする、こうやって自分の相場の知恵を増やしていきます。
相場にはリズムがあります。このリズムを理解して、相場を観ると、その行先が少しは理解できるようになると思われます。
本日のシグナルは「コスモス」は、「買い」、「桜」も「買い」、「ひまわり」も「買い」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、104.181円超、「売り」は、104.181円以下、「買い」は、103.749円以下の場合となっています。
FPVは、104.011円、R1は、104.351円、S1は、103.487円となっています。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 11時12分です。今のところ本邦の機関投資家は押しきれないようで、反発傾向を出してきたようです。リスクが取れれば買いとなる場面か、、、。ならば、押し目を待つというものありというところ。では押し目ができるか、これは14時以降の動きになると思われます。これを逆手にとって、吹いたところでは売りを行い、103.75円付近で買い戻す動き方もありか、、、。狭い範囲での取引になりそうですから、スキャルトレードがベターというところかも。
