川越芋太郎の世界(Bar”夢”)

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美の壺:アンティーク着物

2010-06-02 21:59:07 | 美の番組紹介
美の壺:アンティーク着物


大正から昭和の時代といえば、竹下夢二と高畑華宵
を連想する。
本日のテームはこの時代の着物に焦点を当てる


この時代の着物は幾つか特徴がある。
デザイン性も高くオシャレで現代にも通じる着物であろう。


では、番組から壺をしていただきます。


<美の壺1:ヨーロビアンデザインを身にまとう>


この時代は丁度明治から始まる洋風運動の影響から
洋服というものが国民に根付きだす。
それは、別の見地からは、普段の生活の中で、
着物が洋服に押されだす事でもあります。


洋服と着物が拮抗した時代!
洋服の影響を受けて
西洋のデザインと柄の影響を受けて
新しいデザイン着物の世界に登場した。


<美の壺2:極彩色に極彩色をあらわす>


斬新な色使い
伝統技法とのアンマッチ
この組み合わせが異国風デザインを生み出した。
アールヌーボーと日本伝統柄の競演



野暮とモダンのきわどいバランスを保ちながら
ちょつとスマートな着こなしのセンス
バランス感覚と美的センスが醸し出す
大正昭和初期の魅力的世界
竹下夢二は大人の美しさ
高畠華宵は若々しさで人々を魅了した。


<美の壺3:ポップアートを先取りした銘仙>


大衆への広まりは、その安価性がポイントであった
屑繭(くずまゆ)の有効利用から生まれた絹の着物
型かんとう和紙と漆の技術力で完成した型紙


スピードと人件費を押さえた大量生産の絹の着物である。
大手百貨店が自ら銘仙画を持ち込み政策した
まさに現代的販売手法から生まれていた銘仙
シルクが切れない人々の唯一のシルク
それが銘仙である。


女性が輝きを増した時代
大正というセンス豊かな時代
戦乱と戦乱の間に生まれた平和時代
銘仙という服装が輝いた時代
それが大正昭和初期である。



参考ブログページ

豊潤な美を求めて:


少女雑誌:


大正ロマン手帖 編集:石川桂子を読んで:


ソデカガミ 銘仙着物コレクション
通崎 睦美
PHP研究所

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