鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

春の雪

2015年02月06日 00時00分01秒 | 提言

 雨がみぞれに変わり雪となって降り続く。首都圏の交通網は積雪に弱いとされてきた。明日の早朝は路面の凍結が心配されている。この時期に夏タイヤのまま雪道を走るドライバーがいることは事故の原因を作る。無謀な行為とは思わないのであろうか。チェーンを積んでいるドライバーも装着の不備で、事故を起こす場合がある。ドライバーには判断の甘さがあることも事実で、凍結路面の経験が無く、車間距離の取り方、制動距離、急ハンドル、スピード等の操作を知らないために起こす事故の発生が無くならないのである。

 安全運転は、車の性能を過信し、冬場の運転を知らないと自動車運転は止めた方がよい。昨年の積雪時に坂道でスリップをして立ち往生し、後続車が長蛇の列となって渋滞した。原因は夏タイヤで雪道を走行したことであるが、ドライバーは、「このような状態になるとは知らなかった」の一点張りで、他者の迷惑を考えず、何が正当化知らないが、自分の非を認めない。雪が積もるのが悪いとでもいっているようであった。JAFに連絡してもあちらこちらで、同様な原因による渋滞が発生していたので、直ぐには対応が取れない。

 果たして、自動車を使わなければならない用事とは何であったのか知る由もないが、至って初歩的な走行準備が出来ないドライバーは、運転する資格はない。どうしても所用があり、車を使わなければならなければ、タクシーを頼めば良いではないか、費用がかかるが他車の迷惑を考えれば仕方ない選択であろう。

 最近は天気予報が良く当たるようになった。渋滞情報も同様で、目的地の天候予想や、危険性までも出発前に把握できるようになっている。天気図が読めなくても南岸低気圧については知って居るであろう。この他、このブログでも紹介したことがある春の二つ玉低気圧である。上空の偏西風に気圧の谷が発生すると地上では低気圧が日本海側と太平洋側に発生し、南北に連なって北上する。東海まで来ると大きく発達し、強風や大雨をもたらす。冬場は暴風雪となる。つまり、太平洋側を北上する低気圧によって、関東は大雪となるのである。

 今回の低気圧は二つ玉低気圧ではないが、寒気を持つ高気圧が南下しているときに暖かい低気圧が雨から雪になったのである。1週間ぐらい前からの天気予報でいわれていたので、聞いていない、知らなかったなどというのは情報を取ろうとしない方のミスであって、天気予報を発信する側には非はない。言いたいことは少なくともドライバーは天気予報を定期的に知る必要があるということである。