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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

キャリア

2015年02月25日 00時00分01秒 | 紹介

 経歴の意味で使われ、実際に経験した職業や仕事の経験年数をい良い、狭義では、競技歴、試合経験を指す場合もある。国家公務員試験Ⅰ種に合格した者の総称としていう。これ以外の国家公務員は通常ノンキャリといったりしている。移動体で使われるキャリアは物を運ぶ器具で荷台を指す。ウィルスや病原菌に感染し、又は保有していて発病しない保菌者のことにも使われる。このように様々な意味を持っているが、人材育成ではキャリア形成、キャリアパス、キャリアカウンセリング、キャリアデベロプメントプログラム等の用語がある。

 

 キャリア形成は企業等で雇用されている従業員等の昇進を含めて、配置や異動のルートと異動の際の条件等のことをいう。キャリアパターンということもある。それぞれの職位や職務に就く場合に、職位や職務毎に決めた業務経験の順序と、業績、能力要件等の習熟度や期間を経験させる。一定時期になると習熟度合いが評価されるが、評価が高ければ昇進や高度の職務に就き、評価が低い場合はそのルートから外される。人事の根幹として用いられている。

 

 キャリアカウンセリングは、将来の職業進路決定に関し、助言や支援を行う職業相談で、キャリアガイダンスともいわれる。相談を行う者をカウンセラー、コンサルタントという。カウンセラーは本人の適性、興味、性格などを検査し、相談者へ適切な情報を与え、これをもとに将来設計や目標を決める。

 

 キャリアデベロプメントプログラムは長期的な職業生活を送る立場で、従業員個々の人材育成プログラムで、経歴となる。これに基づいて、企業内訓練OJTやOFFJTが実施される。ジョブローテーションは、人材育成のキャリアをつけるキャリアパスとして、職務経歴コースを準備し、本人の了解のもとに多くのジョブを経験させる、大変重要な方法である。

 

 現在、厚生労働省では求職者に対して、ジョブカード制度を積極的に取り組んでいる。これは求職者が過去に経験した職務を何らかの形で証明する手段として発足したものである。これによって求職者・求人者双方に、就職活動を有利に展開できることが期待されている。勿論、企業側においても企業内でのトレーニング(有期実習型訓練)を行うことによって、自社のニーズに沿った人材の育成が出来、採用の範囲が拡がり、採用に至らなくても助成金制度がある。求職者に対してはキャリアコンサルティングが行われる。