gooブログはじめました!

日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

哀しからずや

2015-07-18 03:24:20 | 国際・政治
・> 「、、、、、丸山は日本の天皇制や軍国主義など第2次世界戦直後、知識人があえて触れなかった部分を優れた洞察力で分析した学者だ。

丸山真男 (1914-1996)は日本の恥部に探りを入れたか。

・>彼は敗戦後、誰も責任を取らない日本の指導者と社会を痛烈に批判した。戦争のため大勢の人々が死亡し、社会・経済的にも大きな被害があったからだ。

'とかく、この世は無責任' ということか。意思のない日本人には、責任も有りませんからね。
個人の意思を認めない社会には、被害者意識を持つ者はいても、加害者意識 (罪の意識)を持つものはいない。

・>しかしどの知識人も天皇などの戦争責任者を非難しなかった。丸山は当時、日本のこうした状況を『無責任の体系』と規定した。『こういう文化を持つ国があり得るのか』と嘆いた。

意思のない人間の罪を問うことは難かしい。
人は死んでも、死刑執行人は、殺人罪に問われない。彼らには殺意がなかったからである。

・>こうした社会の雰囲気を正すため、丸山は『日本は天皇を求心点として軍国主義を通じて望ましくない方向に進み、これによってアジア諸国を願わない状況に陥らせた』と主張した」

天皇は、序列メンタリティの成果なのでしょうね。階称 (言葉遣い) を持つ言語 (日本語)の成果でしょうね。国際社会において、名誉ある地位を得るための励みの求心点は、天皇だったのでしょう。

序列メンタリティを抱えていては、日本人は国際人になれない。外国人は、永久に我々の外人にとどまる事になる。日本は外国を友達の国にできない。地球村の村長にもなれない。唯我独尊に満足して永久に孤高の国にとどまる。井の中の蛙を誇りとするか。哀しからずや。


.