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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

エルブリッジ・コルビー氏  

2025-03-05 23:34:01 | 文化

>林官房長官、防衛力強化は「金額やGDP比ではなく、大事なのは中身」 アメリカ国防次官候補の発言受け   >TBS NEWS DIG_Microsoftによるストーリー・   >8時間   

>林官房長官は、アメリカ・トランプ政権の国防次官候補が日本の防衛費について、GDP=国内総生産の3%へさらに増額するよう要求したことに対し、「金額やGDP比の割合ありきではなく、大事なのは防衛力の中身である」と強調しました。   

 

前回アメリカに負けた時にもわが国の軍人は、’我々は精神力では勝っていたが、物量作戦で負けた’ と言い訳していた。日本人は金額やGDP比での比較は好まないようですね。金額やGDP比は物量作戦に直結する値でアメリカ人の得意とする戦法ですがね。金額は国際的にも戦力の比較に用いている方法ではないですかね。みすぼらしい装備の軍隊は前回だけでもう沢山です。          

'敗因について一言いはしてくれ。我が国人が あまりの皇国を信じ過ぎて 英米をあなどつたことである。我が軍人は 精神に重きをおきすぎて 科学を忘れたことである'  (昭和天皇)   

 

>トランプ大統領が、国防総省ナンバー3で政策担当の次官に指名したエルブリッジ・コルビー氏は4日、日本の防衛費について、「なぜ、脅威に見合ったレベルの(防衛費の)支出を行わないのか」と話し、GDP比3%へのさらなる増額を要求しました。

 

適切な助言ですね。物量作戦は日本にも必要ですね。   

 

>林官房長官   

>「金額やGDP比の割合ありきではなく、大事なのは防衛力の中身であるという考えでございます」

 

林官房長官が防衛力の中身を強調するのは、物量作戦を軽く見るための枕詞ですかね。内容がはっきりとしない。前回アメリカにこっぴどくやられた教訓は生かされているのでしょうかね。   

 

>これを受け、林官房長官はきょうの会見でこのように強調し、政府として主体的に抑止力・対処力を強化するための取り組みを不断に検討していく考えを示しました。

 

国際的にも通用するような話ですかね。内容がはっきりとしませんね。玉砕やら自爆攻撃ばかりの戦法で勝利を考えているのではないでしょうね。   

 

 

 

 

 


在韓米軍撤収  

2025-03-05 22:05:33 | 文化

>中央日報   >トランプ米大統領が「在韓米軍撤収」に言及すれば準備のない韓国安保に直撃打 (1)   >11時間・   

>「トランプの米国」がイランや北朝鮮など「ならず者国家」相手に使ってきた強圧外交(coercive diplomacy)の矛先をついに友邦に向けた。   

>米国が3日(現地時間)ウクライナに対する軍事援助を全面中断した点は、北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応するため米国の拡大抑止に依存する同盟の韓国もいつでもトランプ式強圧外交のターゲットになり得るという意味だと、専門家らは分析した。   

>トランプ米大統領が韓国の防衛費分担額が十分でないと考える場合、直ちに戦略資産の展開を中断したり在韓米軍にまで手を付けたりすることもあるという指摘だ。   

>この場合、韓国の安保上の危機感につながる。   

>トランプ政権はこの日、「ウクライナの指導者が『和平のための誠実な約束(a good-faith commitment to peace)』を立証する時まで」対ウクライナ援助を中断すると明らかにした。   

 

天下の道理を通すにも力の発揮は必要ですね。   

 

>再開条件自体がトランプ大統領の認識で変わり得るあいまいな基準ということだ。   

>このようにトランプ大統領が恣意的な判断で対外軍事援助をいつでも締結して断つことがあると認識すること自体が、米国の同盟・友邦には赤信号という指摘だ。  

 

同盟・友邦にも緊張関係が必要ですね。だらけていては効果を発揮しませんからね。   

 

>トランプ大統領が「富裕国」と呼んできた韓国に対し、防衛公約の履行の代価としてさらに多くの請求書を出すこともあるからだ。   

>原州漢拏大のチョン・デジン教授は「今後の防衛費分担金交渉などの推移により、韓半島戦略資産の展開の中断は十分に予想可能」と指摘した。   

>続いて「我々としては3軸体系のうち大量反撃報復の核心資産である超高威力弾道ミサイル『玄武』などの能力を大きく高めるなど、自主的に対北抑止力を維持する案を考えなければいけない」と話した。   

>実際、トランプ政権は1期目の第11次防衛費分担金特別協定(SMA)交渉をしながら、新しい項目まで設けて戦略資産展開費用と兵力循環配置費用を韓国に負わせることに執着した。   

>韓国がためらうと米国側交渉団は交渉の場から出て行くという前例のない状況まで演出しながら圧力を加えた(2019年11月)。   

>結局、第11次SMAはバイデン政権に入って妥結した。   

>これに先立ち昨年10月、韓米は2030年まで適用される第12次SMAをすでに妥結したが、トランプ大統領はこれにこだわらないという見方が多い。   

>特に先月28日にトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談の決裂から軍事援助の中断にまでつながった一連の過程は、米国が同盟と友邦をいつでも見放すという認識を表したとみられる。   

>トランプ大統領はゼレンスキー大統領に「我々がいなければあなたにはいかなるカードもない」と言いながら指を差したりもした。   

 

そうですね。カード (決め手) がなくては現実は動きませんからね。   

 

>これは北朝鮮をはじめとする反自由主義国家に誤った信号を与えるおそれがあり、それ自体が韓国の対北朝鮮抑止力低下につながるという指摘だ。   

 

そうですね。    

 

>トランプ大統領は実利のためなら同盟と友邦の安保もいくらでも手段化し、北朝鮮を含むいわゆる「敵国」に有利な交渉も妥結するという信号になり得るからだ。   

 

アメリカが敵国に有利な交渉をする用意があると知れば、同盟国に対する強圧に成りますね。現実を変えるためには力を用意することが必要ですね。そうでなければ、切実な要求も空念仏になる。         

 

>統一研究院のオ・ギョンソプ研究委員は「トランプ大統領が韓半島(朝鮮半島)問題を韓国でなく米国の利益を中心にして解決しようとする」とし「韓米日の協力など従来の外交公式も維持されるとは限らないだけに、可変的な状況を前提に対応を考慮しなければいけない」と話した。   

 

韓国の大統領は韓国の利益を中心に韓半島問題を解決したら良いですね。   

 

>トランプ大統領が1期目に実際の撤収を検討した在韓米軍にまた触れようとする可能性も排除できないという指摘だ。   

>梨花女子大の朴仁フィ(パク・インフィ)国際学部教授は「今後、トランプ政権下で戦略資産の展開費用の請求、在韓米軍縮小問題などが議論される可能性は十分にある」とし「さらに朝米交渉の進行状況に合わせて米国の要求事項がさらに増せば、韓国としては難しい状況に直面するだろう」と憂慮した。   

 

韓国は自国の問題ですね。韓国がアメリカを護るわけではありませんからね。当然の憂慮ですね。      

 

 

 

 

 

 

 

 

 


阿辻哲次氏  

2025-03-05 14:01:10 | 文化

>COURRIER JAPON     > 私たちが使う「漢字」は「世界最大の量の文化遺産を持つ文字」になった| 使用時間における歴史が世界最長   >2時間・   

>私たち日本人も使う漢字の生まれ故郷である中国。   

>同国では、古くから「文字」の研究が盛んだったという。   

>※本記事は『日本人のための漢字入門』(阿辻哲次)の抜粋です。   

>漢字の研究の「三要素」   

>漢字がいつごろに、中国大陸のどこで生まれたものか、正確なことはよくわからないが、紀元前1300年あたりから、王朝名でいえば殷(正しくは「商」)の時代から使われていた「甲骨文字」が、現在の漢字の直接の祖先であることはまちがいない。   

>そして漢字は、そこから数えても現在に至るまでの3000年余りの時間にわたって、一貫して表意文字の体系を維持しつづけている。   

>世界の古代文明の中心にはどこにも文字があり、そのなかには漢字より成立が早いものもいくつかある。   

>だから漢字が世界最古の文字というわけではないのだが、しかし漢字ほど長い時間にわたって、そして膨大な数の人間によって使われつづけてきた文字は、他に例を見ない。   

 

そうですね。   

 

>つまり漢字は使用時間において世界最長の歴史を持つ文字であって、中国ではずっと漢字で文書や書物が書かれてきたから、それはまた、世界最大の量の文化遺産を持つ文字ともなった。   

>漢字が古代から現代までずっと表意文字の体系を維持していることと、漢字が持つ長い歴史、それに漢字で書かれた膨大な量の書物が蓄積されていることなどが原動力となって、中国や日本ではこれまでに漢字に関する多くの研究がおこなわれてきた。   

>その研究は西洋の言語学で文字が置かれている状況とは同日の談でなく、それどころか、伝統的な中国言語学では、話しことばよりも文字の研究が中心に位置していた。   

 

そうですね。同文学院ですね。      

 

>表意文字としての漢字には、それぞれに形(文字の書き方)と音(文字の読み方)と義(文字の意味)の三要素がある。   

>字形によって表記に規範性が確立され、字音によって音声と文字が結びつけられ、そして字義によって意味伝達の作用が果たされる。   

>そしてこの「形・音・義」の三要素に対応して、中国では早くから文字学と音韻学と訓詁学という三つの分野の学問が成立した。   

>そのなかで、音韻学は音声言語としての中国語の理解が前提となり、訓詁学には古典文献に精通し、それを読解する能力が不可欠である。   

>しかし文字の形を扱う文字学は、文字が視覚に訴えて意味を伝達するという属性に着目する分野だから、音声言語としての中国語と切り離してもある程度は理解できる。   

 

そうですね。発音を問題にしない交通標識の様なものですね。   

 

>つまり中国語が話せなくてもある程度は漢字の研究ができるという面があり、その分だけ日本人にはなじみやすい点があるといえよう。   

>漢字に限らず、世界の古代文字はほとんどすべて絵画から生まれたといわれる。   

>古代人は具体的に目に見える事物を簡単な形で絵に描き、それで事物を表す文字とした。   

>世界中の古代文字で、「魚」や「鹿」などの動物、あるいは「日」や「月」「星」「山」「川」など、天空や自然界に存在する事物を表す文字がほとんど同じ形をしているのはそのためである。   

>そして漢字では、「亀」とか「鳥」というように、現在使われている字形においても、まだこのような象形的な要素が部分的に残っているものがある。(続く)   

(略)

 

漢字が中国人以外に通用しないところが残念な所ですね。たくさんの物が詰まっている行き止まりの倉庫のような感じですね。漢字の数が多くて覚えるのが大変ですね。だから漢字圏以外の人にはとっつきにくいですね。         

人類の知識の半分は英語の文献の中に保存されていますね。英語は知識の宝庫ですね。26文字で事が足りるところも英語の魅力ですね。      

 

中国は中原 (ちゅうげん) に鹿を逐 (お) う伝統的な覇者の国である。だから、覇者の物語 '三国志' は、中国人の愛読書となっている。覇者は周辺諸国に覇権を打ち立てようとして傍若無人のふるまいをし、多大な迷惑をかけている。これは皇帝の時代も国家主席の時代も漢民族のメンタリティが同じであるから変わらない。漢民族は、自分たちの考えを示すために漢字を作った。しかし、彼らは外国人の考えを示すための漢字は作らなかった。だから、外国人に対して自己の内容を発信はできるが、外国人からの内容を受信することは難しい。独断専行に陥りやすい。印欧語族のインド哲学を経文 (漢文) に表すことが至難の業であることがわかる。経文など漢文の書物をいくら読んでも外国人の考えは出てこない。だから、中華思想を堅持し自己中心的にならざるを得ない。周辺諸国を中国化することに専心してやまない。中国人が外国人の影響を受けて発想の転換 (paradigm shift) をすることは期待薄である。

 

・・・・・

 

中華 (ちゅうか)  [外国との交渉が少なかった時代に] 自国を、世界の中心にある、一番優れた国とみなしたこと。[狭義では、漢民族のそれを指し、またその呼称としても用いられる]    東夷 (とうい)  [東方の野蛮人の意] 昔、中国から見た東方諸国の称。[広義では朝鮮・沖縄を含み、狭義では日本を指した]     南蛮 (なんばん)  [南方の野蛮人の意] 昔、中国で、インドシナなど南海地方の諸民族の称。 西戎 (せいじゅう)  [西方の野蛮人の意] 昔、中国で、チベット族やトルコ族など西方の異民族の称。北狄 (ほくてき)  [北方の野蛮人の意] 昔、中国で、匈奴 (きょうど)・韃靼 (だったん) などの遊牧民族の称。