【山王祭】神幸祭
江戸三大祭の一つと言われる「山王祭」
”神輿深川*山車神田*だだっ広いは山王さん”天下祭りとして
江戸城に入ることを許され、将軍さんが上覧する、名誉あるお祭りだ。
この山王祭、東京のど真ん中を300mに及ぶ祭礼行列が練り歩く。
赤坂日枝神社を朝7時過ぎに出発し、国立劇場(元山王)に寄り、皇居
坂下門へ、鳳輦二基、宮神輿一基が並ぶ中、宮司以下の役員が神符を
献上し参賀を行う。
その後、行列は丸ビルのビル群を通り抜け、日本橋日枝神社(摂社)へ
休憩の後、京橋、銀座、新橋の繁華街を通って赤坂日枝神社に5時ころ
戻る長丁場だ!”だだっ広いは山王さん”と言われる由縁だ!
鳳輦(ほうれん)二基、宮神輿(みやみこし)一基が揃い、坂下門前で駐輦祭が
行われる。
早くから詰め掛けた見物客が待っている。
続々と坂下門前へ
日枝神社宮司を乗せた馬車が坂下門へ
丸の内ビル群を背に、鳳輦が入って来た。
鳳輦の後に宮神輿が続く・・・
この日に選ばれたトヨタ車・・・オープンカーのなかは祭礼役員だ。
日枝神社宮司による神符の献上と参賀が始まった。
神職も巫女さんも一緒に拝礼だ!
美人揃いの舞姫さんがカメラマンにサービスだ!
身づくろいを興味深そうに見る小母さん・・・そんな真剣に見ないでよ!
お馬さんも一休みだ!
行列は整備された東京駅前を横に見ながら、
丸の内仲通りのビル群の中を潜り抜ける。
行列は丸の内仲通りを続々と練り歩く・・・
行列は第一梯団・第二梯団・第三梯団・第四梯団と続く、総勢約500人程だ!
神幸祭旗、錦の御旗の後を鼻高面が続く。
新緑が眩しい丸の内ビル街を鳳輦が神々しく進む。
宮神輿を担ぐ、担ぎ手たちの白装束が青葉に引立つ・・・
干支山車(今年は戌年)張子の犬を女性たちが楽しそうに曳いていた!
山車はみな小振りだが、江戸城に入る坂下門の高さを考えればこんな物か?
江戸時代には40番の山車が曳きだされていたそうだ、今は五基と少ない。
多くの山車は震災や戦災で失ったが、幾つかは近隣の都市に残され現役で
活躍しているそうだ。
花山車、諌鼓鶏山車、御幣を担ぐ猿山車と続く・・・
丸の内は昼どき、観光客に混じってビジネスマンが行列をスマホで撮っていた。
花山車がひと際華やかだった!
車もゆっくり走る姿は良いものだ、祭典役員が乗るのだがカッコイイね!
昔はどうだったか?人力車だったかな?それとも歩き?
今で良かったね~
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