【”24 くらやみ祭り】
午後6時に花火の音を合図に、日本最大級の大太鼓6張りが大國魂神社大鳥居前
に揃い、いよいよ祭りのクライマックスである神輿渡御が始まる。
随身門の内では「六所宮」の関係者が集まり出陣前の説明を聞く。
野口仮屋(野口酒造店)の中では、宮司と神職が主人である野口氏の接待を
受ける儀式が行われる。地元TV局j:comも屋上からの撮影準備に入った。
宮司と神職に続き雅楽隊が「御旅所」の門の中に入っていく。
御先拂太鼓が近づいて来た。
高さ3m14cm、皮面直径2m00cmの大太鼓だ!
貫禄の役員さんの指図で、大太鼓が打ち鳴らされる。
暗やみの中、燦然と輝く一之宮神輿。
「御旅所」前に到着した神輿は、担ぎ終わりの手打ちで締められ「御旅所」の
中に入っていく。
重さ1.2トンの二之宮神輿が続いて来た。
「御旅所」前から、大國魂神社の大鳥居まで続く道路は、大太鼓、神輿が
続き、見物客も道路脇に溢れている。
今から1000年~1300年前、府中には武蔵国の国府(現在の都庁のような政治
の拠点)が置かれ、その頃から国府祭として行われており今の「くらやみ祭り」
に続いていると言われている。大國魂神社は武蔵国内の6つの神社の祭神を
合わせ祀ったことから「六所宮」とも呼ばれ、8基の神輿と6張りの大太鼓は
各地区からの応援を得て行われている。
白丁を身に纏った威勢の良い担ぎ手たちが大太鼓に導かれ「御旅所」まで
渡御する・・・祭りのクライマックスである。
今年初めての祭り見物だ!立ちっぱなしの疲れも忘れ最後まで見て家路についた。
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