決勝に5人もの浜松勢が残った、昨年の茶帯T大会。
そして今回の大会でも、同じく5人もの子供達が決勝の舞台に残りました。
昨年の夏からの流れとして言えるのは、確かな子供達の意識と実力の向上。
今年はじめの東海大会では、浜松地区10年の歴史の中で初となる、黒帯が3人誕生しました。
そのような良き流れからも、今大会も3人もの優勝者が出ることになり、また3人の黒帯が誕生することになりそうです。
他の教室所属とはなりますが、週3回、私の教室に通っているマナミ。小6男子とも互角以上に組手をしてきたマナミの実力は、やはり圧倒的でした。ある意味、新たなスタイルにもなり、その技の精度も上がってきているので、また重量級の女子との対戦も楽しみになってきましたね。
そして、同じく小6のダイスケ。ダイスケは苦しい闘いの連続となりましたね。決勝に辿り着くまでの2試合が先取り一本勝負。
実力がありながらも、いつもエンジンのかかりが遅いと言われるダイスケ。
そして心優しき部分も強いダイスケは、2回戦、決勝と、普段いっしょに稽古をしている仲間達との対戦ともなり、余計にヤりにくさを感じさせる内容となったようです。
それでも、やはり各大会で準優勝を重ねてきたダイスケは、やはりギリギリのトコロで勝ち上がれる、そんなチカラを持っているのでしょう。
次に中2のシュンヤ。この子はサワ同様、私のマトメた組手理論を最初に理解し、練習を重ねる中で体現してきた、そんな生徒の一人。
『この組手理論で技の精度を上げれば、身体能力や体格差などのマイナス面をうめることだって出来るし、勝利への可能性だって自然と高めて行ける‥』
と、いつも言ってきた私。
以前シュンヤは、15キロ以上体重差のある東海大会のチャンピオンにも勝利した経験があるのですが、それでも今回の決勝の相手は、77キロも体重のある強豪選手。
でも、年齢や体格差の部分を克服し、本戦を引き分けに持って行けたのは、シュンヤが稽古でやってきたことを信じ、大切にしたコト、そして精神コントロールのバランス調整がウマく出来たからでしょう。
最後は先取り一本勝負となり、投げからの1ポイント先取となりましたが、普段87キロもある私と組技の稽古をしているシュンヤからしたら、意外と『組み』の展開に関しては、重さを感じなかったのかも知れませんね(笑)。
しかし、中1~中3までが混ざってのト―ナメント。特別な身体能力や器用な部分があるわけでも無いシュンヤが勝てたことは、【小よく大を制す】を理想とかかげた武道からすれば、とても価値のあるものになったのではないでしょうか?
その他の子供達も、これからの可能性を感じさせるファイトを観せてくれたわけで、指導者からしたら結果以上に、この頑張りの部分が、ある意味イチバンに嬉しかったりするのです。
とくに小さな体で頑張っていた、リョウガやナオトの試合内容には、また特別な評価をしたいですね。
今年もホントに子供達の頑張りが感動的で、素晴らしい大会となりました。みんな、ホントにおめでとう!
御協力頂きました保護者の皆様も、本当にありがとうございました。
今年後半も子供達が更なる高みに行けるよう、様々な面からも私自身、頑張って行こうと思ってますので、これからも、よろしくお願い致します。 (^-^)
【今日の一枚】
★写真は‥大会終了後の記念撮影。
【教室長の一言】
☆『私自身も、なんとか昇段試合に勝利することが出来ました。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。しかし、私の審査結果はまだ出ていませんので、私自身のコトに関しては、結果が出てから書くつもりです。とにかく、対戦をしてくださいました桂川先生には、特別な感謝を‥。』m(_ _)m