子供達にとっては一番大きな大会となる、総合格闘技連盟の全日本選手権大会が今年も開催されました。
各団体のトップ選手が参加する大会ですから、やはりレベルは高いし、緊張感も普段と違うので、技術だけでなく精神的なものも大きく試される大会となります。
ここ数年、連続で全日本大会での優勝者や準優勝者が出ている井口道場ですが、さて今年はどうなのか?
結果から言いますと、中学生のハルトが優勝、トウイが準優勝、エイキが3位入賞という結果に。
ウチの道場は毎年、高学年の子の入賞率がとても高いのが特徴で、これは上になるほど技術面も精神性も試されるところなので、そのような意味でも指導者としては嬉しいところなのですが、その結果は長年の修行の中にあるものなので、その部分にこそ深い意味合いがあるのだと思ってます。
やはり今回も色々な側面で物事が見えてきましたが、我が道場としては、また新たな次元で稽古をして行きたいですね。
礼儀作法や技術にしても、それらの意味合い…本質的なものもシッカリと伝えたい。
たとえば技術面だけで言うなら、護身術で考えるか、競技のみで考えるかでも、大きく意識も動きも変わってきますから。
このブログのタイトルにもあるように、結局は空手道の向こう側にある大切なものを捉えて行けるのかが最も重要になると思いますので、本質的なことに気付くためのキッカケをつくりたいです。
今回うまくいかなかった子もいますが、それは技術だけでなく、精神面でのバランス調整の乱れからもきているのでしょう…。
しかし…物事を一生懸命に取り組むことの尊さは、自らや相手と向き合い、そして様々なものを受け入れた時、それはそのまま子供達が社会を生きていくための確かなチカラになるということ。
だから諦めてはいけないし、勝ち負けだけに拘るのではなく、継続し、体感して行くことの中にこそ大切なものがあることを知っておいてほしいのです。
今回、大会に関わってくれた皆様、本当にありがとうございました。
そして入賞した子供達、おめでとう!
また次の目標をあげて頑張りましょう!
^_^