浜松市の子ども空手道場☆浜松スポーツ少年団【武道禅空手 流拳會-Rukenkai-】

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1月30日 ◇道場ブログ‥【空手道の向こう側 ~見るべき視点・共通性の探求~】

2015年01月30日 | 教室の出来事
久々、道場ブログです^^


新年も明けまして、だいぶたちましたね。

時々、我が道場では心の勉強会をするのですが、先日は各道場、感謝の謝は、何故あやまると書くのか‥そんなテ-マで御話をしました。

内容は‥秘密ですネ(笑)


ただ面白かったのは、次の週の稽古、ある質問をしたわけで、

『なぜお寺では、食事中の会話をしないのか?』

そのような質問。じつは、それはあるテレビ番組にあったクイズのようなものの一つでして、それを生徒達に聴いてみたわけです。

そして私が驚いたのは、テレビ番組の大人達よりウチの道場の数人の子供達は、じつに明確に答えが出せていたということ。それは表現を含めて。

その中には小3の子もいたから、なおビックリなわけで。

もちろんコトの本当の意味を、子供達は大人ほど感じられるのかと言えば、それはないでしょう。

そもそも人生としての経験値が少なく、それらを体感できていないわけですから。

まぁ頭半分、あくまで方向性と言ったところでしょうか。

でも、それでも、その方向性が人生において、今後も大きな意味をなして行くことは想像できるのです。知ると知らぬの大きな違い。

前回の勉強会での捉え方が軸となり、考え方の方向性がハッキリしていれば、それらの問題は応用力をもちいて理解できる‥

そんなの〔人それぞれ〕じゃないか?

そのように語る人も一般的には多いと思いますが、それは人の成長の段階的なものを示すもの。

当然、小学生と大学生では経験値という脳内の情報量、積み重ねからして違うわけで、また育ちの環境も違えば、人は表現や受け取り方だって違ってきます。

でも、どちらが良いとか悪いとかなんて、立ち位置が違うからキリがないんですよね。それこそ答えなんか見いだせないわけで。

それでは確かなものはないのか?

いや、それは捉え方を変えれば、あるのだと思います。

それは見るべき視点を変え、人と人との共通性を探すこと。


たとえば四年前に同時に空手を始めた二人がいるとする。一人は大会で優勝し、もう一人は負け続けた空手人生だったけれど、努力賞は受賞した‥

さて、どちらの空手人生が価値があり、意味があったのか‥?


もう一つの例えとして、世界中の食事の時の礼儀作法は、どの国が一番正しいカタチなのだろうか?


ちょっと例え話がヘタですが‥(笑)

でも、そのような問いかけがあったとして、そりゃあ人間の意見はバラバラになるのも、また自然なことでしょう。

ただ、物事の本当に大事な部分を考えるなら、そこにシッカリと共通性は見いだせるのです。

たとえ人によって表現力は多少違ったとしても、見るべき視点を工夫すれば、また方向性が同じならば、それは誰もが共通する捉え方にもなるということ。

それは、とてもシンプルなことの中に存在するともいえますし、その部分の感覚を養いたい・・


また機会があれば、道場や夏季合宿なんかでも子供達と一緒に、そのようなこと一つ、語り合えたら良いなと思います。


それぞれの考え方で語るのか。

本質‥不変的な部分で語るのか。


考え方の違いでも、よく人は争います。

でも物事の本当に大切なものは、誰もが持つ共通性の中に、あるような気がします‥ m(__)m