かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

867 AKBって、たいへんね~

2012-07-10 | 2012立夏~
2012年上期の朝のワイドショーでもっと長い時間取り上げられたのがAKBの総選挙だったとか、NHKニュースでも流れていてAKBが社会現象になっています。

 自分の女性としての魅力やアイドルの輝きを一桁単位の票で公開されるって、けなげに頑張っている若い女の子には過酷なグループ内での競争です。

 かずさんのように、かけっこが遅くって運動会の50m徒競争では、6人ぐらいの少人数より、もっともっと大勢で走ったらブービーぐらいになれるのにな~と、結果がはっきりわかる種目より、目立たない団体競技が好きだった者には、かわいそうと思いたくなるイベントですが、このようなことがメンバーの輝きを高めるのかもですが・・・。

 その女の子を、投票権をつけたCDを買って必死に応援する若い男性というのも、ちょっとな~。
ビジネスモデルとしては大成功なんでしょうね。

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話題は変わりますが、会社や役所の一般的な人事評価は、上の人が下の人を評価するというものが主流だったように思いますが、近頃は、多面的評価ということで、同じレベルの人からや、下の人からや、第三者からの評価などを制度的にやる仕組みがあって、しかもそれぞれの結果が本人に知らされる(誰の評価のものか明らかかどうかは存じませんが・・)こともあると聞いたことがあります。

もちろん、上から下だけの場合でも、人事担当がそれとなく周りの評判に耳を傾けてはやっていたように思いますが、多面的な評価となると、間違えると八方美人や人間関係のぎすぎすが増えるような気がしますし、やっている仕事の内容も営業のように結果が見える化しやすいものから、渉外や経理のように難しそうなものまでいろいろですし、人が人を評価は大変ですね。

公正で公平な人の評価というのは組織にとって、最も大切なファクターの一つなのは今も昔も変わりがないように思います。

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 関西電力に登録したアドレスに、大飯原発が稼働したので節電目標を一昨年比―10%にしますとのメールが入りました。
ちょっとでも風通し良いように先ごろ買ったお気に入りの夏の帽子で町を歩いています。いかがでしょう?どんな頭が入るのかのご質問にはお応えできません、あしからず(笑)。







866 はしもとさんとすっぽん

2012-07-09 | 2012立夏~
 おはようさんです。

 車中が長い通勤もあって、7インチのタブレットで遊ぶか気軽な文庫本の世話になることが多く、読み終えた本が溜まりますが、安いものでも本をゴミに出すのは抵抗があって時々古本屋に引取ってもらいます。

 本屋さんに出向くと、店を開けるところで準備ができるまで店前で待っていると、近くの占いの店の年配のそんな雰囲気の身なりの品のある女性が話しかけて来られ、私、こんなことができるんですよと言って、お金は要りませんから聞いてくださいとのことで、ちょっと入ってみました。

看板にはタロットや水晶などもありましたが、メインは四柱推命らしく、「橋本 徹」の名前についての今年の運勢などの結果を書いた紙をプラステイックのケースに入れたもので説明してくれましたが、初めどこかで聞いたような名前と思って拝聴していると、どうやら大阪市長のはしもとさんのことのようです。

私は、だいぶ長い間、はしもと大阪府知事は「橋本」と思っていましたが、「橋下」と書くことに気づきましたので、字が違うな~、「本」と「下」では画数が違うな~と思って、それを伝えたほうが良いのか、でも、たぶんこれまで多くの人に同じような説明されて「おばさん、じ~ちがうで」とは言われてなかったんだろうしな~と、どう反応するかちょっぴり自問自答して「おおきに、迷ったときは頼みます。」といって出てきました。

 あとで、友人にこの話をすると、「はしもと市長は戸籍の漢字は「本」かも知れない、運勢判断か何かで「下」の字を使っている可能性があるから橋本が間違いと決めつけるのはどうかな」との、またまた目からうろこの意見で、う~ん、もっとも(笑)

 本屋さんに戻って良い値で引き取ってもらって、「自宅近くの古本屋さんが店を閉めてしまって」という話をすると、店主曰く「若い人が本を読まんからね、この辺でもおんなじ。若い人が本を読みだしたら南海地震が起こりそうや。最近でえーのは、安い食べ物屋と、マッサージとすっぽんぐらい」とのこと。(近くの商店街にはすっぽんの薬剤店があります。)

 へー、すっぽんですか?と尋ねると「通りすがりの中年の夫婦ずれの奥さんが、「おとうちゃんあれこーたら?今晩元気になるかもしれんよ」などと言いながら高いのん、こーていくらしい。でも、あれは、若い人にはよー効くらしいけど、年いってたら若いもんほどにはな~・・・どやろ?」とのことでした。

わたしから「つこたことあります?」との突込みはしませんでしたが・・(笑)。

・・・・大阪の庶民の街には、おもろい話が天の川のようにいくつもきらめいているようです。



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 大阪弁わかりますか?
 大阪は、朝からすっきり青空、大飯原発3号機がフル稼働になって、60サイクルの電力管内の節電目標の数値が下がりましたが、むりむりでフルに稼働させている火力発電所が故障せずに動いてくれるか、今年の夏の電力事情はリスクがいっぱいです。

 では、出勤のスタンバイして出かけます。また~




865 目からうろこ、まんがの力!

2012-07-08 | 2012立夏~
こんにちは! 更新したパスポートを貰いにいったり、のんびりした休日です。今度の10年パスポートには幾つぐらいの国の入国スタンプを押してもらえるか楽しみです。もう一回更新してじゃんじゃん使えるように健康でありたいものです。

 異業種交流がビジネスパーソンの間で盛んです。できるだけ別の仕事や、知らない世界の方や世代が離れた人との出会いを大切に刺激をうけようと心がけていますが、自称シャイで人みしりをして、怖がりなのであまり広がりません(苦笑)。このことは、また書いてみたいと思います。

そんな中で、先ごろ楽しい酒を飲んでいるときに、源氏物語の登場人物について、だれが好きかに話題が移りました。

国文のゼミでは定員の関係で源氏をとることができなかったので、まんがで源氏を読んだだけと謙遜して話された方についてとても驚いたのは、光源氏、紫の上、藤壺、夕霧、玉鬘、秋好中宮、花散る里、明石、薫、匂宮などの人物像をとても明確に持っておられることでした。もともとよくできる方ですが・・。

私は、この数年、新潮日本古典集成を片手に源氏の勉強会に通っていますが、まんがではこんなにしっかり人物イメージができるんだと舌をまき、むしろ内心目からうろこのおたおたでした。

子どもの頃はまんが大好きで、手塚治虫の鉄腕アトムやブラックジャック、横山さんの鉄人28号(神戸・新長田には大きな鉄人がいます。)などが愛読でしたが、それ以来はまんがから遠ざかっていて、自分の子どもがまんがで歴史や偉人伝などを読んでいると、へーなんて思ってまんがをやや軽んじる感覚でしたが、どうやら認識不足だったようです。

京都・高山寺の鳥獣戯画は日本のまんがの源流といわれていますが、源氏物語絵巻や多くの絵巻が残っているように、絵は文章よりももっともっとイメージを広げてくれますね。



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高校の先生に、複雑な課題を考えるときはポンチ絵にして考えると理解が早くなると指導してもらい、社会に出てからも実行して随分助かっています。

足元の、税関手続きを見ても、関税評価事例集の取引形態図は、取引の、もの、かね、契約の流れを図にしていますが、あれを文章で書くと、なかなか分らないでしょう。

ずいぶん以前のものですが、「マンガ関税評価制度の手引」という解説書もあり、アマゾンで見ると古本でも結構な値段でした。

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通勤の車中では、時々、20代後半か30を超えてるなの男性サラリーマンが少年ジャンプのようなコミックスに熱中しているのを見かけます。時には、50近いようなネクタイ姿の男性の同じ光景を見ますが、ちょっと抵抗があります。これも、認識不足なのでしょうか?

 どんどん高齢化が進んで、活字が辛い世代が多くなると、コミックスを持った人が車内に一杯いるということになるのかな~、それとも、スマートフォンやウオークマンに記憶させたデジタル本を朗読アプリで聞くことになるのか、i-Padやタブレットでまんがを見るのでしょうか。

源氏のことで快い刺激を受けての話題でした。では、センターのプールに出かけてきます。 またまた~



864 彦星と織姫/源氏と平氏/鈴虫と松虫(りりしい若者には横笛が、妙齢の女性には鈴虫が似合う?)

2012-07-07 | 2012立夏~
七夕の今夜は彦星と織姫が年に一度会うことが許されるとか、現代のカップルならブーイングだと思いますが、草食系の二人なら七夕の日にだけでもOKでしょうか(>_<)

 月一の源氏物語の勉強会で、今回は「鈴虫巻」でした。



夏、出家した女三の宮の持仏開眼供養が行われ、秋、その御殿の庭に鈴虫を放って源氏らが宴を行います。その夜、退位した冷泉院を訪れ、秋好中宮が死霊となって苦しむ母六条御息所の慰霊のため出家したいと源氏に打ちあけますが、源氏は諌めます。

どちらかというと地味な巻ですが、50歳(当時は40歳で現代の還暦の祝いのような賀が行われています。)の源氏が出家した女三の宮に「…なほ思ひ離れぬさまを聞こえなやましたまえば・・・」のような、光源氏らしい場面もあります(#^.^#)。

 鈴虫というとこのブログ857で紹介しました、京都嵐山にある一年中鈴虫が鳴いている鈴虫寺は若い女性客で一杯でした。どうやら秋の虫の音は、今も昔も妙齢の女性が好むようです。

 そうそう、同じく862で紹介した源平合戦一の谷の戦いで散った平敦盛は笛の名手で祖父の忠盛が鳥羽院から賜った「さえだ(小枝)又は青葉ともいう」の笛を譲り受けています。

源氏物語の鈴虫巻の前の巻は「横笛」といって、女三の宮を懐妊させた柏木が病を発して亡くなり、その一周忌に夕霧が柏木遺愛の横笛を贈られるが、その夜に柏木が現れて、自分が笛を贈りたいのは別人である(女三の宮が生んだ薫を示唆しています。)といいます。

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短いですが、源氏物語の写本を読んでみる時間が設けられています。私などにはこれはペルシャ語か!というぐらいの文字に見えますが、下の写真は1200年ごろの室町時代の比較的読みやすいとのことでした。



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部屋の観葉植物に梅雨の晴れ間の日光浴をと外へ出しましたが、どうやら曇ってきたのでこれをアップしたら部屋に入れて買い物に出かけます。


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最後に、どんでん返しを!

源氏物語の頃の「鈴虫」は現代では「松虫」で、「松虫」が現代の「鈴虫」とのことです。では、鈴虫巻で源氏が秋好中宮の庭に放ったのは、現代の松虫、それとも鈴虫のどちらでしょう?
ヒント:源氏は「松虫なむすぐれたるとて・・・・名には違ひて、命のほどはかなき虫にぞあるべき。・・・鈴虫は、心安く、今めいたるこそろうたけれ」と評しています。・・読者の方のコメントお待ちしています(#^.^#)。



863 観光日本ですね~?

2012-07-05 | 2012立夏~
 休日の朝に、近くの駅から大阪環状線に乗ると、ユニバーサル・スタジオ・Jに向かう親子連れやカップルで一杯です。その中には、アジアの人らしい方もかなりの比率で見かけます。

 富士山の浅間神社に行くと中国語らしい言葉が行きかっています。日本の一大産業は観光なんだなを実感することが多くなってきました。
 でも、製造業に身を置く一員として、ものつくりの大切さも大事にしたいものです。

 下の写真は、30分ほど前のものですが(手持ちなのでピンボケです(^_^;))、中央右寄りのいくつも窓があるホテル阪神には、梅雨真っ只中の木曜夜にもかかわらず、たくさんの照明がついています。大阪駅やUSJへのアクセスが良いので外国からのパック旅行者がたくさん泊まっているのでしょうか?
 
 中央左の黒いビルは関西電力の本社ですが、節電が問題になるまでは上層に照明があったのですが、さすがに今は消灯です。

一番左側のビルは建設中の新フェステイバルホールです。ほぼ外観ができて内装中でしょう。旧ホールへは、青春時代に、なけなしの小遣いを貯めて越路吹雪さんや吉永小百合さんのコンサートや、ニニロッソのトランペット、グレンミラー楽団などを聞きに行きました。

奥に見える、一段と背の高いタワーマンションは、福沢諭吉生誕の地の中津藩蔵屋敷跡に建っています。

九州は大雨で大変な被害が出ています、梅雨もぼちぼちおさまってほしいものです。