かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

519 Sea-NACCSのバージョン・アップ直前

2008-10-10 | NACCS
こんばんは~。

 
三連休のはざまの10月12日(日)午前八時に、現在のSea-NACCSが、全面更改されて次世代が稼動します。

 Sea-NACCSは、1991年(平成3年)に京浜港で通関業務だけを対象に稼動を開始し、阪神港、名古屋などに拡大しながら、1999年に全国に拡大するとともに、対象業務を現在と同様に、入港から引取りまでの一連の業務をトータルでカバーするようになり、12日からのシステムが3代目になります。

 今回のバージョンアップでは、入港~引き取りまでの処理の対象範囲はほぼ同一ですが、主に民~民間のB/L作成のための書類の授受等のペーパーレス化を推進したり、データの有効利用を図るため、海貨、混載、輸出入者の各業種が新たに利用者として参加し、また、外為、食品衛生、入港、検疫、上陸許可などの税関以外の機関が運用しているシステムのポータルサイトとしてNACCSが機能するようになります。

 専門的なことですが、システム的には、従来のNACCSは、中央処理装置を基本にした、いわゆるレガシーシステムと言われる機器構成の面が大きかったようですが、これを、オープンシステムといわれるものにチェンジしています。
かずさんにも詳しいことは分かりませんが、99.99%とか99.999%とかの、9が四っつも五つも並ぶ世界での信頼性という点では、微妙に異なってくるかもしれませんが。実用の面では問題はないでしょう。

専門家に聞くと、システムへのアクセス数の多寡という点では、JRの発券システムや、銀行のシステムは飛びぬけて多いですが、幾つもの業種が連続してデータをバケツリレーのように流して行って、その過程で幾つものファイルを複雑に使ってシステム処理していくと点ではNACCSは相当高度なものと聞いたことがあります。

 システムがうまく稼動せず混乱するというのは、システムを変えたり、プログラムを新しくリリースしたりした時に生じるケースが多いようで、UFJ銀行はまだ記憶にありますし、確か、オーストラリア税関の海のシステム更改でも大混乱がありました。

今度のような大規模なシステム更改について、NACCSセンターとNTTデータは、これまでうまくやってきた実績がありますが、大過なく無事に更改作業が終わって欲しいものです。

 関係者のご苦労が察せられます。

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 明日からの三連休、多くの読者は試験が済んでほっとされたり、秋の行楽シーズンなどで思い思いの遠出か、家族サービスか、友人とスポーツや行楽でしょうか?

それぞれの楽しみを・・・、でもNACCS関係者はご苦労様、頑張って~~とエールを送ります。





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