難易度がそれ程ではないとは言え、国民の多くが心配しました。手術が無事に終了したことは大変喜ばしい事と思います。昭和天皇のご病気の際には手術そのものに反対を唱える人が居たと聞きますから、環境がだいぶ変わりました。
順調な経過をたどられることをお祈りしますが、以前の手術の際の執刀医が、今後のご公務を軽減されたらと述べていた事が印象に残りました。多すぎるのはまずいが、あまり少なくすると、ご気性からして逆にストレスを感じられる可能性があるためと述べられていました。
陛下が手術にご同意なさったのは、3月11日の震災の追悼式にご出席されたいと言う強いご希望からとお聞きします。国民から見ても、この種の行事へのご出席は意義深く感じます。
今後のご公務の軽減は当然として、さらにご公務に準ずるとみなす人も居る宮中祭祀についても見直すべきと思います。宮中祭祀は以前はご公務でありましたが、現行憲法においては宮中内の伝統行事という位置づけで、代理も立てられます。体力的に見てかなりのご負担と聞きます。
憲法上のご公務や国民の目に触れる行事に十分なご体調で臨まれることを優先に考えるべきと思います。、
ところでご入院に際し、皇后陛下が付き添われた以外にご長女の黒田清子さんがお見舞いに来られたのは目新しく思えました。一般国民になった方であるため、昔だったら考えられなかったことと思います。これを見ても、宮中も新しくなったと思います。余計なことながら、他の直系の方々はご遠慮なさったのか、少々不思議な気がします。
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