放射能が怖かった小沢さん

　週刊文春の記事を読みました。昨年３月１１日以降、小沢さんが地元にあまり行かなかったことが巷で伝えられていますが、実は放射能が怖かったのだと、奥さんがバラしてしまいました。選挙区の関係者に送った手紙がニュースソースとなっています。実際に小沢さんが東京から逃げたこともあると聞きますから笑ってしまいます。しかも、それで愛想をつかした奥さんは離婚すると言っています。

　これだけの大物政治家なら、岩手県ならびに東北各県を見回って、復旧のための公共事業の予算を強引に分捕ったとしても、こういう際だから、大目に見られたものと考えられますが、薄情な人であると言う印象を持たれてしまいましたね。

　原発事故を巡っては、当時の菅総理がお気に入りの学者に尋ねて細かい対策を自ら指示したり、東電に怒鳴り散らすなどの行き過ぎた行動をとったと批難されましたが、事故直後に被ばくや汚染を恐れずに現地入りしたのは、逃げた小沢さんに比べればはるかにマシだったと言えますし、今後、この種の事故が起こった際の総理の権限の制限を決める動きが出るきっかけを作ったことになりましたから、けがの功名的な功績はあったと言えましょう。

　　なお小沢派の田中美絵子衆院議員の不倫疑惑も飛び出しましたから、野田総理を追い込むなんてとても出来ないのではと思います。


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