ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

空調服の個人的感想

2018年08月08日 08時37分07秒 | その他
 今年の夏に買った空調服を外出時に着用して見ました。

 効果は確かに有ります。外気が服の内部を通り抜ける際に汗の蒸発を促しますから、体の表面の温度上昇を防ぐことが出来ます。

 実感としては涼しいと言うより暑くはないと言った方が正確。しかしこのような表現は贅沢な話であって、高温環境下の業務に従事されている方には空調服は福音と思います。

 空調服には半袖のものもあります。ファンを回さないときの暑さ、周囲の人が見た際の暑苦しさも考慮すれば、街着には半袖が適していると思います。袖無しの物もあると聞きますが、袖なしの場合人間の冷却ポイントである脇の下と首筋を露出しますからいかがなものかと思いますがいかが?

 さて、空調服は本来作業衣なので、街着としては不便さを感じる点が有ります。

 電池は少々重い(約300g)ので、服の内側に収納せずベルトに固定する事にしましたが、電池が空調服で隠れます。風量を変えるために電池の出力を変更しようとすると、服の裾をまくり上げて、電池のボタンを押す必要が有ります。しかし空調服の裾は風が洩れないよう固めのゴムが入っていて、まくり上げにくいように思います。操作部のみ外に取り出せれば理想と思います。

 作業服として使用する際には環境温度は暑くて一定。そのような場合には風量を変更する頻度が少ないと思いますが、街着として使用する際には屋外、室内、乗り物の中など環境に応じで風量を変更する頻度はかなり有ります。

 襟の内部に10mm幅の布ベルトが付いていて端をボタン留めすると襟の一部を外側に湾曲させることが出来ます。和服の抜き襟のようにして風の出口を確保するためですが、布ベルトが首に当たって少々きつく感じます。ボタンを外す事もできますが、襟の「抜き」を作るためなら別の物を使用したらと思います。籐製の小さな枕のような物が適するのでは。勿論籐製でなくても構いません。

 ファンの位置は背面の腰の両側で、多分腕を前後に振り動かした際に触れないよう、位置を設定したものと思いますが、空調服を着たまま椅子に座ると背もたれなどにファンが接触し多少の圧迫感があります。空調服を脱げば済む話ですが、ファンの一層の小型化と高性能化が望まれます。

 空調服を着たままリュックを背負うと背中側に風が回りにくくなります。これは買って初めて分かった問題点。空調服を着て背中にリュックを背負う想定がされてないためで、背筋を伸ばすと多少違いますから、姿勢が問われます。

 姿勢を直さない場合は背中の内側に風の通路を確保する必要が有ります。魚の背びれのような構造物が有れば良いかも知れませんが、現実的にはバルーンアートに使うビニールの風船のような物を使ったらと思います。

 長くなりましたが購入を検討されているがた方々のご参考に。

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