ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

根菜あれこれ

2018年12月27日 15時10分22秒 | その他
 鯨肉を食べる話に続いてと思っていたら、社会の低次元の事象に気を取られてしまいました。食べ物の話の続きを再開。

 根菜類の定義は、野菜のうちで土の中に有る根の部分を食べるもの、だそうです。

 日本の根菜と言えば、すぐに思いつくのが大根、にんじん、ごぼう。

 最初に大根。食生活の変化にも素早く対応しコンビニのおでんで生き延びています。「まずは大根を煮てご試食下さい。」と言う茅の舎だしの宣伝にも登場。

 「風と共に去りぬ」をテレビで放映したのを見ていたら、ラストシーンで荒れ果てた自宅で小さな大根を見付けるシーンがありました。アメリカでも大根を育てる事をその時初めて知りました。大根は外国でも知られていて、一応食べ物として認識されています。

 次ににんじん。英語ではcarrot。カロテン(以前はカロチンと言った)の語源も似た綴りのラテン語。β-カロテンは体内でビタミンAに変わりますが、水溶性なのがたまにキズ。油で炒める「にんじんしりしり」ならビタミンAの摂取に役立ちます。沖縄県の方々が長寿なのはそのせいかも。

 私が小さい頃は今のごぼうと形状の似た長にんじんが主流だったと思いますが、最近全盛なのは太くて短いにんじん。ささがきしづらいので、私はそのような場合には刻んでいます。ところで人参の葉っぱって食べた事が有りませんが食べられるのでしょうか。

 朝鮮人参と言う植物もあります。香りをかぐ限りでは明らかにごぼう。野菜のにんじんとは別ものと思います。アメ横センタービルの地下で販売している方に朝鮮人参の食べ方を尋ねたら、きんぴらがおいしいと意外な答えが返って来ました。これもごぼうである証拠では?

 三番目のごぼうは他の根菜と比べて、いかにも根と言う感じがしますが、香りや味の点で日本料理には欠かせない存在。さまざまな調理法が有ります。

 ごぼうが災いを招いた例が有ります。戦時中外国人捕虜に木の根っこ(実はごぼう)を食べさせて虐待したとして、収容所担当者が戦後死刑になりました。ごぼうを食べるのは日本だけで、食物と認識しない外国人による判決。非道な話と思います。


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